2004/6/11

軽井沢シンドロームSPROUT 4巻/たがみよしひさ秋田書店
正直、マンガそのものよりも著者氏の病状がどうなったのかの方が気になって、つい巻末から読んでしまう罠が発動(^^;;)
場当たり的に描いているような著者コメントがあったものの、それなりに変転しつつ展開する物語は程々に読み応えがあります。が、薫平(主人公)の支離滅裂で筋の通らない好き放題さを見るとトホホな気持ちになってしまうのは相変わらずで。貴様の親父(耕平)は好き放題にやってはいても筋は通していたぞ! …と、ソレはソレとして、イメチェン後の綾愛のメガネ姿には萌え。やはり彼女の位置は旧世代に於ける薫さんなのか?(笑)
次巻予告のあおりの『旧世代(耕平、純生)がL.A(ロス)の地に……!?』というのが激しく気になります。こ〜へ〜ちゃ〜ん!(T▽T) しかし次巻の刊行がいつになるのか(そして本当に出るのか)を考えると、別な涙がこみ上げても来たり(T△T)
のだめカンタービレ 9巻/二ノ宮知子講談社
のだめの勇姿!のだめのルーツ!そして過去に類を見ない程のラブシーンが!…とは言っても何しろこの作品なので、他の一般的な少女漫画に比べれば「9巻まできてやっとコレか(^^;;)」というような程度のアレですが(笑) しかし今までのエピソードの積み上げ方と、その流れからあのタイミングで至ったそれは、大変に心に染み入りました。あ〜、たまらん!
そんなアレコレで見所満載の巻でした。あと『嵐が丘』なのだめはかなりかわいかったです。でもって鈴木姉妹…よかったネ(ホロリ) 次巻以降の新展開がとても楽しみです。まぁ、のだめはどこへ行ってものだめなのだろうなぁとは思いますが(笑)
「とにかく面白いマンガを読みたい!」という方には猛烈にオススメしたい作品です。未読の方は、機会があれば是非ご一読を。