2004/8/2

ラディカル・ホスピタル 7巻/ひらのあゆ芳文社
そろそろマンネリ化してきている箇所もあるものの、その都度仕入れた新しいネタを著者氏の感性を通してラディカルなキャラクター達の活躍によって見せる方式には、相変わらずクスリと笑わせられたり考えさせられたり。
ソレはそうと、新キャラの事務職の花村女史で萌え。つり目と泣きぼくろとフェミニンな口元が激しく趣味です。でもって巻末描き下ろしのみずはちゃん(ちびっこ)マンガがもうたまらないというか…『ぎゅー』って!ああ!かわいいなぁもう!(<病気) そりゃパパも娘ラヴになりますよアリャ(笑)



■マンガではないのですが、予約していた森本晃司氏の画集『Oレンジ』が入荷したとの連絡を受けたので早速書店で回収し、そそくさと家に帰っていそいそと鑑賞しました。
何を食べてどんな人生を過ごしてきたら、こんなにもの凄い世界を脳内に展開できるようになるのかなぁ?でもってソレを他人の目に見えるように描けるようになるのかなぁ?、と。
鮮やかな色相に曖昧な色彩。鋭利な線と奔放に踊る曲線。恐ろしく居心地の悪さを感じるのに、それと同時に胸に押し迫るのは懐かしさ。どこかで見たような、どこにもありはしない風景と情景。そんな蠱惑的な撞着。
美しい光景は、いつでもどこでも何を見ても怖いものです。それは例え目を閉じたとしても、瞼の裏にですら幾度も像を結ぶソレから視線を逸らせなくなるから。