2004/8/16

空の国から来た天狗 3巻/椎隆子/秋田書店
完結。面白くなってきたかなぁと思った所で終了。もったいないなぁ。しかし反面「この作品はこの辺りで終わった方が良かったのかもな」とも思ったり。
物語の視点がてんてんとゆきなの間を行ったり来たりして、最後までイマイチ焦点が定まらなかったのが敗因かと(かといって『俯瞰による群像劇』という程にはスケールが広がらなかったというか…)
それにしても織花ちゃんはもったいない扱いのキャラだったなぁと…や、好みのタイプだったので(笑) でもって著者氏の描く女の子はもう少し肩幅を狭く等身を低くした方が萌えるのになぁと思いますよ。微妙。
ともあれ、また著者氏の新作を楽しみに待ちたいと思います…が…白泉社で昔やっていた『麒麟』の続きはもう描かれないのかなと。読みたいですよ。