2004/8/26

7SEEDS 5巻／田村由美／小学館
疑惑と絶望とで目を曇らせた嵐は、それゆえに花とすれ違う…う〜ん、上手い展開だなぁ！
場所を移し人を移し、その時々で飽きさせる事なく話を盛り上げながらも、未だ基礎エピソードを出し切っていないような底の深さを感じさせる世界設定と物語はかなり面白いです。
それにつけてもやはり田村作品のヒロインの聡明さと潔さと強さは美しいなぁと。押せ押せ花ちゃんも、ちょっと控えめなナツちゃんも輝いておりますよ。初登場な秋チームのお蘭さんも素敵でした…アリャすげぇ（笑）。再登場希望＜まぁ田村作品（長編）は、最終的に膨大な数の登場人物達がちゃんと同じ舞台に上がって繋がり合うからなぁ。
加えてまだ謎のままの夏のＡチーム…今後の展開も期待しております。
瀬戸の花嫁 5巻／木村太彦／スクウェア・エニックス
永澄が何故モテるか理解はできる…出来るのだが何故貴様ばかりがっ！燦ちゃんやルナちゃんだけでなく、委員長（この期に及んで名称不明）まで！納得がいかぬわ！（T皿T）
…と、今巻はそんなステキメガネっ娘な委員長に焦点を合わせた待望のエピソードが私的注目話でした。かわいいなぁ…かわいいなぁ…でもメガネを外したらアカンですよ？（笑）
しかし巻末の次巻予告が何故微妙に西尾維新のパロなのか？（『不知火明乃の「人魚試験」！』って多分そうだよな？）謎。つ〜か新人魚…また永澄モテモテなのか!?　ななな何か納得いかん！モテるなら政さんの方が！兄貴ィ！＜ソレだと主人公が誰だか分からないだろ（^^;;）
天の落とし物 4巻／住吉文子／スクウェア・エニックス
すっかり忘れていた伏線らしきネタがフル活用されている上に、何だか微妙にいい話オチが多い気が…コレもコレで悪くはないのですが、序盤のようなアーガイルのデタラメロリっぷりがハジケるはっちゃけバカアクション（なんだよソリャ）が見たいよなぁ…それにつけてもベリーちゃんの可愛さよ。暗黒女児萌えで。今後の彼女の活躍を心の底から待ち望んでおります＜病気
しかしツインテールな女装モモは…アレはちょっと…反則ですよぅ（T△T）　アレが女子なら！女子だったらばっ!!＜もう取り返しのつかない心の病