2004/10/4

NARUTO 24巻/岸本斉史集英社
『愉快な木の葉の仲間達』は頑張ったのですが、美味しい所は全部砂の三兄弟に持って行かれましたな。確かに先に仲間達が敵の攻め手を攻略して体力を削ってはいたのですが、それにしてもああまで格の違う三兄弟の力を見せつけられると「仲間達の死闘は一体…」と悲しい微笑みを浮かべずにはおられませんよ。
この先ナルトのバトルステージのレベルが上がる(vs大蛇丸やらvsイタチやら)と、仲間達はレベル差により置いてけぼりになりフェードアウトしそうな…まぁ時間を置いてから再登場するとパワーアップしていて、「俺たちだって強くなってんだぜ」とかいうパターンもあるかもしれませんが<身も蓋もないな(^^;;)
ソリャそれとして、今巻はシカマルとテマリのコンビで萌えました。テマリの「どんなもんだ?」の笑顔で悩殺。シカマルにはテマリとくっついて頂き、是非親子二代で奥さんの尻に敷かれて頂きたいと切望(笑)
我愛羅は心の成長により能力のコントロールが安定し、能力値そのものの上乗せに成功したような?彼の迷いが無くなったわけではないのでしょうが、その足元は定まった印象を受けます。vs君麻呂の戦闘も熱かったですよ。
しかし君麻呂は惜しいキャラだったよなぁ…あのギミック溢れる戦闘形態とトリッキーな(デタラ〜メとも言える)能力が、(今の所)今までのキャラの中で一番好きだったので。
アイシールド21 10巻/原作:稲垣理一郎・漫画:村田雄介集英社
カバーのみならず、巻末からオマケ設定からカバー下まで、今回も充実の描き下ろしっぷりが嬉しいコミックスです。
特訓の説得力はともかく、キャラクターの造形やアクションには、毎度ながらどこを見ても面白さを感じますよ。特に進の天然&超人っぷりは、非常に自分の笑いのツボを捉えます。(肯定的な意味で)ナンセンスさが溢れる物語の中でも、彼の存在は一際異彩を放っている気がします。あの『人格者の論理で生きる異星人の感覚を持つ男』といった風情が面白く<何だソリャ(^^;;)
あとは、鈴音ちゃんの胸の薄さ(笑<いや、それだけでなく、彼女は瀬名の親切に気付いてあげられる優しい子なのが素敵だと思いますよ)と賊学マネのフルネームがイメージ通りだったのが私的HITだったり…でも、まもりちゃんのサイズは絶対にC以上だよなぁ?