2005/3/4

アイシールド21 12巻/原作:稲垣理一郎・漫画:村田雄介集英社
1つ1つのネタや見せ場は面白カッコいいのですが、何となく小振りなエピソードが集まったような印象の巻だったなと感じました。でもこういう消化試合的な部分をきっちりとやっておくと、この先のトーナメント戦の展開にいい味が出るのだろうなぁとも思ったり。
要所を押さえて、過去エピソードを消化したり次の展開への布石にしている所は相変わらず上手いなと感心。
あと、4コマが面白かったですよ。もともと濃いめで明確な味付けをされたキャラ達(やその背景設定)なので、4コマだとその極端さが際だって笑えるなと。
どうでもいい事ですが…ポセイドンのマネージャー、2日に1度の登校だと卒業できないのではなかろうか?(笑)
BLEACH 16巻/久保帯人集英社
毎回思うのですが、一護の特訓系イベントはもっと端折って(極論2〜4P程度の「こんな特訓したぜ!」的な回想で済ませて)もいいのではなかろうかと? どうせどんなにP数を裂いても説得力のなさは変わらない上に、特訓イベントを挟むと例外なく間ダレするので、もったいつけないで最小の説明ゼリフだけ消化してとっとと流して頂きたいなと切望<身も蓋もねぇ…
雛森の錯乱は、雛森藍染への執着(親愛なり傾倒なり)の描写が弱かったためにコレまた説得力がないので、雛森の取り乱し方がまるっきりただの子供狂人にしか見えないのが痛々しいというか…色々な意味で日番谷が哀れだ(^^;;)
ギンと松本の過去話は、ギンが一護か誰かにぶっ飛ばされる時とかにやるのでしょうかね?<爽やかに無かったモノとしてスルーされそうな気もしますが。ぶっちゃけギンはどうでもいいですが、チチがと口元のホクロが工口い松本が好きなので、松本の過去回想はやって頂きたい所です(笑)
なお、私的な今巻の見所は、やちるとぷるるん(笑)の漫才でした。あと七緒ちゃん萌えで。でもって本編を1話削ってでも、ラジコンは収録して頂きたいなぁと。著者氏のバカ系ネタをもっと見たいのですよ。
鉄腕バーディー 8巻/ゆうきまさみ小学館
あ〜!折角核心に近づいてきたと思ったら、またバーディーが後手に〜!バーディーが待ちや守りに入ると話が盛り上がらないんだよ〜う(T▽T)
冒頭の千明のソロライブ(笑)を見て、「そいや普段ツトムはどうしてるんだろう…バーディーが寝てる間にどうにかしているのか?」などと、つい余計な想像をしてしまう罠。そして戦闘姿のカペラの薄い胸や尻に心をくすぐられてしまう罠。でも丸出しなリーには今イチ萌えないというか(あ、でも巻末の『哭きのリー』はすげぇ笑いました)…とか、そんなダメなワタクシです(^^;;)
しかし編集さん…次巻予告に明確なネタバレカットを使われるのは如何なモノかと? あの『助っ人捜査官』は、あの姿自体が見せ所だと思うのだがなぁ。
SEX 5巻/上條淳士小学館
束の間の安息地だった『おばけ屋敷』が焼かれた…だが家が焼けても、家に託した心も願いも、そして絆も消えはしない。ナツとユキ、そしてカホ。遊びを捨ててチームとなった3人が、横須賀の日常からついに旅立つ。
カホとちぎらの関係や、その触れ合いの話が好きだったので、今巻の静かで穏やかな別れの話にはしみじみとさせられましたよ。あ〜、かわいかったなぁちぎら。しかし次巻は次巻でお姉さまが!新たな出会い(萌え)に期待しておりますよ(笑)
ところで前巻の巻末予告のA先生とT先生は、予想通り浅田先生と田島先生でしたね<…というか、そのイニシャルでゲストっつったら、もうコレしかないでしょ(笑) 今巻巻末には次巻のゲストについて記載がなかったのですが…交渉中なのか、企画自体が無かった事になったのか?(^^;;)