2005/5/18

魔法先生ネギま! 10巻/赤松健講談社
麻帆良祭編が大開幕。メインストーリーにからむ準メインキャラに焦点を当てつつ、主流展開にどの程度影響をもたらすのかはまだ謎な武道会エピソードの序盤を収録。
今巻でヤラれたのは龍宮女史。修学旅行編でのガンカタ全開な大活躍にも燃え&萌えてはいたのですが、今回の彼女メインな話を読んで、その大人っぷりとクールさ(だが冷徹ではない)や、一本通った筋の強さに惚れてしまいました…いや、ぶっちゃけトドメだったのは、彼女の過去の経緯とカードの姿(現在よりずっと幼い少女時代の姿)でしたが(^^;;) 外伝か何かでその時代の話や、パートナーとの死別の話が描かれたりしないモノかなぁ…。
そして夕映のあわてふためく姿や、赤面&涙な表情にも萌え。「オコジョ野郎…夕映ちゃんをいじめて泣かせた罪は万死に値する…だがグッジョブ!」という気持ちで。<色々と黒い何かに蝕まれている発言
あと、刹那は髪を下ろした方が好みかも。まぁどちらにせよおでこちゃんでかわいいなぁ。「私が必ずかけつけます」の後の極上の笑顔がまたも〜<デコフェチ
でもってエヴァとタカミチの関係(さりげにタメ口)にも萌えを感じたり。ギャップを感じる取り合わせ(ビジュアルの大小や年齢差。しかもエヴァはちっさく見えても実はタカミチより年上だというダブルのギャップが!)には弱いですよ。
…と、毎度毎度萌え箇所の尽きぬこの作品ですが、メインキャラの一人であり割とプッシュされているのどかちゃんのネギ相手を相手にした恋愛エピソードには、何故か今ひとつノレないなぁとか…キャラ自体は可愛いと思うし好きなのですが、どうしてなのだろう?
ソリャそうと、ビジュアル主体の作品であるだけに、アニメはその作画の良し悪しばかりが注目されがちですが、実はナニゲに脚本が頑張っているよなぁと思うのは自分だけでしょうかね? セリフやシーンの組み合わせ(または組み替え)などのアレンジ具合や、クラスのキャラ全体に目を配ってバランスよく主流外のキャラにもスポットをあてていたりする追加ネタとか。長期展開になるであろう作品だと思うので、脚本の大河内氏には今後も頑張って頂きたいです。