2005/6/4
鉄腕バーディー 9巻／ゆうきまさみ／小学館
バーディーとゴメスがついに直接対決。当面の目的が明確になり、ようやく協力的な捜査官の助っ人も登場して、状況は俄然盛り上がって参りました。コレであとはバーディーがもうちょっと活躍してくれるともっと…（^^;;）
つーかフォルテ巡査部長は、存在自体がもう反則ですよ。何ですかあの萌え捜査官は！何をやっても何もしなくても可愛いし！（笑）
しかし帯の『その姿はなんと…!?』という文句…前巻巻末の次巻予告で、ルックス自体が『出オチ』なフォルテ巡査部長の姿をそのまんま載せるという派手なネタバレをやらかしておいて、今更『なんと』も何もなかろうかと。
そしてその失敗を気にしたせいかどうなのか、今巻収録の次巻予告は、今度は微塵も予告になっていないという…何を考えているのかなぁ編集セクションは。あるいは何も考えていないのか？（^^;;）
いばらの王 5巻／岩原裕二／エンターブレイン奇病メドゥーサの秘密は明らかになったが、カスミ達の危難は続く。刻一刻と体を蝕む死の病から逃れる術を求めて最深層の中央ラボを目指すなか、一人仲間と離れたカスミは、危険な城内を自在に行き来する謎の少女…『最初の適合者』アリスと邂逅する。その頃マルコは、全ての悪意の源でありメドゥーサの力をもって神たらんとする男、ゼウスと対峙していた。
アクションも謎も、毎巻がクライマックス的な盛り上がりを見せる展開で、毎度毎度猛烈に続きが気になります。
今巻の見所は、やはりあのキャサリンの悲壮な、そして勇気ある決断とその結果かと。「お願い羽ばたいて」のシーンは、鮮烈に心に焼き付きましたよ。
完結したら、NHKとかで完全アニメ化してくれないかなぁこの作品。
