2005/6/24

銭 3巻／鈴木みそ／エンターブレイン
今回のネタはカフェの経営とブリーダー（後者はまだ途中）。
テーマに則した小ネタ知識や、その職や業界に関連した『裏の仕掛け』の種明かしなどは面白いのですが、ソレがストーリー部分の面白さ繋がっていないような…情報と物語が微妙に乖離している気がするのですよな。読んでいても今ひとつ話に乗れないのが惜しいなぁと。

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さくらの境 1巻／竹本泉／メディアファクトリー
『美少女3人＋猫10匹のぼんより生活』（帯文句）…というカンジで、新作は『学園ぼんよりまんが』。著者氏の作品は毎度ぼーっとしたモノが多いのですが、今回はまた群を抜いて何も起こらない話です。正に『ぼんより』といったカンジで＜この『ぼんより』という言葉がまた的確に状態を表しているなと感心しきり。
まぁぶっちゃけ、かわいい女の子とかわいい猫が戯れているのを見るだけで、個人的には至極満足。何の事件も感動もなくても心地よい…心底疲れた時に読みたいのは、そういう竹本マンガなのですよな。
でも欲を言えば、さくらのキャラクターにはもう少し味が欲しい（二子ちゃんに食われてるモノな…色々な意味で）かなと。あとは猫ネタを積極的に増やして頂ければ嬉しいです（ネコスキー）