2005/8/4

ボボボーボ・ボーボボ 18 (ジャンプコミックス)ボボボーボ・ボーボボ 18巻/澤井啓夫集英社
雑誌掲載時には飛び出る仕様だった187話は、通常のモノクロ画像で収録。収録話数を減らして原価調整するなり、限定版にするなりして、特殊加工&メガネ付きで再現して欲しかったなぁ…残念。
あるいは、もしファンブックの第二弾が出るならば、是非そちらには完全収録して頂きたいです。
久々の田楽マン主力戦闘や、魚雷先生(5歳萌え)とその父の過去話や、怒んパッチ再登場など見所満載なのに加え、今巻はギャグの密度もかなり高かったなぁと。
VSベーベベ戦は、ベーベベ8歳&破天荒3歳に異様に萌えてしまいました。
それにしても単なるギャグだと思っていたベーベベの幼少時の姿が、実はタイムパラドックスにより成立していたという辺りには、改めて「著者氏スゲぇ!」と思いました。こんな高度なSFネタを使ったのに、何で今年の星○賞にノミネートされなかったんだろう?<いやムリだからソレ
魚雷破魔矢は猛烈にグッズ化して欲しいです。されたら絶対に買います。
あと、首領パッチのドンパッチとか、天の助型ところてん…はムリそうなのでグミキャンディとか出ないですかね。カード付きとかで。子供さんにも大人気だと思うのですが。



Dragon drive 13 (ジャンプコミックス)DRAGON DRIVE 13巻/佐倉ケンイチ集英社
いよいよのラスボス登場で、第二部も佳境に突入。そしてついにあの大空レイジが参戦。待たせやがってコンチクショウ!
ランニングにパンツなアホ全開の姿で登場してもカッコ良く、しかしやっぱりお馬鹿さんで、でもって相変わらず逞しい。主人公力はダテじゃないよなぁ。
チビ(これまた相変わらずのお馬鹿さんっぷりが猛烈に愛らしい)との再開シーンも例によってすっトボけたアレで、その『読者おなじみ』っぷりが嬉しいの何の。新展開をメインに盛り上げつつも、旧展開のうま味も存分に使いこなす。長編作品のおいしさが濃縮されていますよ。佐ケン、グッジョブ!
キャラ萌えでは断然にアリサの一人勝ちで。愛らしい姿なのに、戦闘力からその行動まで、どこまでも漢(おとこ)らしいそのお姿にはベタ惚れましたよ。
ネコも可愛いけれど、タクミにはアリサとくっついて欲しいなぁ。
ところで、巻末のスタッフ対談マンガの『失言によって参加者が次々とぬいぐるみにすげ替えられる』というギャグは、『速攻生徒会@小川雅史』でもやっていたよなと思い出したのですが…ひょっとして、速攻以前にもこのパターンのギャグが存在したのかなとか、ふと思い。

NARUTO -ナルト- 29 (ジャンプコミックス)NARUTO 29巻/岸本斉史集英社
拉致された我愛羅を奪還するために『暁』を追うナルトたち木の葉の忍者達は、イタチや鬼鮫との因縁の再戦に臨む。
体内に『九尾』という臨まぬ強大な力を宿され、そのために艱難辛苦の路を歩んできたナルト。だがその忌まわしい力と切り離される時…彼の命は尽きる。
同じように『尾獣』を宿した我愛羅とナルトに科せられた残酷な『理(ことわり)』を知って心を痛めるサクラと、そんな彼女に「心配すんなって」と笑いかけるナルト。
イタチの幻術に落ちたナルトが見せる心の負い目だとか、同じ痛みを知る我愛羅への思慕や哀惜や執着だとか。どれだけの重さを背負ってなお彼が立ち上がり、走り続けるのかと思うと、もうたまらなく切ないですよ。
しかし今巻のMVPはガイ先生で。あれだけの死闘を繰り広げておいて完全忘却とは…最高ですよ先生!(笑)
でも忍者として、この記憶回路の弱さは致命傷ではないかなと少々心配にもなったり。でもまぁこの人の場合は、ソレでも何とかしてしまいそうな気もするのですが(^^;;)

BLEACH 18 (ジャンプコミックス)BLEACH 18巻/久保帯人集英社
先ず真っ先に、『コンのオレオレ日記』(メイン話の合間に掲載されいている『その頃の現世』ネタ)をチェックしました。いや、コレが一番面白いって絶対!(笑)
あのオチとメインストーリーとの話の間にはまだ何か(つ〜か壊れたぬいぐるみの修理やテッサイからの奪還ネタが)ありそうな気もするのですが、その辺は次巻以降で描くのでしょうか…というか描いて下さい先生!
一護はついにルキア処刑現場の双極に殴り込み。何つ〜か…恋次のポジションに微妙な涙が流れてしまうのは自分だけですか?
頑張れ恋次ルキアファンの友人からは「あんなヘタレにルキアはやらん!」などと言われていますが、自分は寂しい負け犬野郎をそっと応援しております<…でも以降の巻には、更にしょっぱい展開が…(T▽T)
まぁその辺はぶっちゃけどうでもいいとして(いいのか?)、今巻の見所は砕蜂ですよ砕蜂
あのエロい刑戦装束にはちゃんと意味があったんだネ!素敵な必殺技を編み出してくれて、ありがとう夜一さん!<というか著者氏(笑)
ソリャそうと、首根っこ捕まえて後ろを取ったんなら、ご託を並べる間もなく瞬時に頸動脈かき切っちゃえよ砕蜂。ちょっと自慢したかったのかな砕蜂。でも砕蜂が真にオモロかわいいのは次巻なのですよ。うわ〜、早く喋りたいなぁ(笑)(<雑誌掲載当時、旧交換版の方で少し書きましたが)
でもって燃えは山じい(元柳斎)で。どうせなら京楽&浮竹との過去話もやって欲しかったなぁと。