2005/8/5

彼氏彼女の事情 (21) (花とゆめCOMICS)彼氏彼女の事情 21巻/津田雅美白泉社
有馬編の暗鬱さと過去編の薄ら暗さには(まぁソレはソレで面白くもありましたが…)には少々遠い目になったものの、ついに堂々の大団円。
通常のマンガの展開であれば101話で終わりそうな所(そこで終わってもキレイにまとまりそうではありますが)を、あえてあの最終話を描いて頂けた著者氏のサービス精神には、心からの感謝を覚えます。
読者の目に触れる物語は終われども、彼らの物語は続く…そんな予感に満ちたカーテンコールに拍手喝采を捧げたいと思います。これぞ正に長編作品のエピローグにふさわしい堂々たる終幕だよなぁ。
そして何よりも、最後の最後に影の功労者である浅葉のエピソードと、この期に及んでの激萌えエピソードが来たのがたまらんですよ!何ですか、あの咲良ちゃんと浅葉の歳の差カップルは!校舎屋上での2人のやりとりには吐血する程に萌えましたよ!ええ!
しかし最後の最後にコレとは…アレはあそこで終わるからこそいいとも思いつつ、それでもぜひともあの2人の外伝を描いて頂きたいと願ってしまいますよ。うあ〜、生殺し!(T▽T)



お兄ちゃんと一緒 第4巻 (花とゆめCOMICS)お兄ちゃんと一緒 4巻/時計野はり白泉社
毎度毎度、桜ちゃんの可愛らしさには大変に癒されます…が、今巻のあのオチは!お父さんは許しませんよ!<誰がお父さんだ(^^;;)
『どれほど愛情を注いでも、そして愛情を返されても、でも父は父のまま』というプリメ的美学推奨者としては、可哀想ですが桜ちゃんの想いは成就して欲しくないなと!(まぁそういう流れもアリかとは思うのですが、この作品ではそうなって欲しくないなという…)
何だかんだありつつも、桜ちゃんには他の男(現在の最有力は鈴木君?)とくっついて頂きたいとかいう願いで。
それにしても、本編にも増して、巻末オマケ描き下ろしの幼児な桜ちゃんがかわいくてもう…<病気