2005/9/18

さよなら絶望先生(1) (講談社コミックス)さよなら絶望先生 1巻/久米田康治講談社
絶望した!! カバー下の『初めてのオシャレが懐中時計ですか』の記述に過去を思い出して激しく絶望した!!
…というワケで、不登校、ストーカー、被DV疑惑、人格バイリンガルetcな、32人の絶望的な生徒が揃う、超ネガティブな教師が担任の『絶望教室』へようこそ。
え〜、教育マンガとか学園マンガとかを想像すると180度裏切られます。が、改めて考えると「あ、でもある意味ではそうかも」と180度思い直して1回転しますが、元の場所には戻っていない…とか、そんなカンジ?<どんなカンジだよ
『読むネームの多さ』と『読み取る元ネタの多さ』という違いはありますが、『他のコミックスと比べて、読むのに通常の2倍の時間がかかる』という点では、自分の中ではデスノと似たような位置付けの本です<おいおい
裏表紙折り返し部の、エンドレストンネル話の『逝国』ですが、上越新幹線で新潟に向かうと、まさにそのような地点が存在します。新潟から秋田に向かう途上にもそんな地点があったなぁ。国内には『逝国』が多い気がしますよ。そう思うと、日本こそが『逝国』なのではないかと<嫌な事を言うな
【参考】さよなら絶望先生・タイトル一覧/作中のネタ元が何なのか疑問に思ったらここ。



School Rumble(10) (講談社コミックス)School Rumble 1巻/小林尽講談社
沢近と八雲がついに直接対決!…な山場も越えて終了した学園祭編から、新キャラ俵屋登場のバスケット編へ。
意地っぱりなのに素直な元気少女俵屋の清潔感溢れる恋愛描写は、今までこの作品になかったタイプでかわいいなと。
そんな俵屋がらみで、自分の中ではララ株が高騰。反面、天満に対する仕打ちも含めた顧問活動で見せた言動により妙先生の株が暴落。悪意がないにしても、あのあまりにも無思慮で場当たり的な態度はなぁ…。

フルーツバスケット (18) (花とゆめCOMICS)フルーツバスケット 18巻/高屋奈月
真知と依鈴、フルバのツンデレ二大巨頭が夢の競演の巻!<いや、話が同巻収録なだけで競演はしていませんが(笑)
作中で繰り広げられてきた様々な恋に次々と(一応の)決着がもたらされていて、「あ〜、まとめに入ってきたか?」と思わされつつも、肝心な夾と透の恋が一進一退なのと、最も困難そうな紫暮と慊人の話が残っているので、完結まではまだしばらくかかりそうだなぁとも予測。
ソレまでに、もうちょっとほのぼのと笑えるドタバタコメディな恋愛エピソードも読んでみたいなと思い…いや〜、前巻今巻とちょいと重めだったので(^^;;)
実は公ちゃんメインのエピソードがまだ無いので、その辺りなんかをやったらかなり面白いのではないだろうかなぁと思うのですが。
この作品世界に於いて、実は彼女が一番エキセントリックなキャラなのではなかろうかと感じているのは自分だけでしょうかね<他の少女マンガ作品には割といそうなタイプにも見えますが、その類型と比べても、頭一つ抜きん出ているような。買いかぶりすぎ?