2005/10/13

ローゼンメイデン 1〜5巻／PEACH-PIT／幻冬社
引きこもりで怪しい通販品を購入する事だけを楽しみとして過ごす中学生ジュン。彼の元にある日、あたかも人のように動き喋る少女人形が届けられる。
その少女人形は薔薇乙女（ローゼンメイデン）。＜真紅＞と名乗りジュンと契約した少女は、造物主が望んだ理想像たる『アリス』へと至るために、少女人形達の命と等しき『ローザミスティカ』を奪い合う戦いであるアリスゲームへとジュンをいざなう。
先にアニメ化された作品の方を観てしまったのですが、同僚から借りてようやく原作を読了。
アニメの真紅と雛苺はかなり原作通りでしたが、翠星石のキャラ造形や、翠星石と蒼星石との関係などは、微妙なニュアンスにより結構イメージが異なるなと。一番違うのは水銀灯？
アニメはアニメで面白かったのですが、原作であるマンガの方が、より薔薇乙女達の心情を掘り下げて描いているような気がします。
つ〜か、真紅の精神の在り様の美しさには、アニメでも原作でもたまらなく惹かれるなぁと。雛苺の天真爛漫さと、翠星石の内弁慶具合も愛らしいですよ。
来週第2期が始まるアニメの方も楽しみです。原作と異なる展開を辿った水銀灯が、今後どのように復活するのかも見所かなと。
…やっぱ自分で買うかなぁ、この作品＜しかし置く場所がなぁ…(^^;;)