2005/10/26

辣韮の皮―萌えろ!杜の宮高校漫画研究部 (4) (Gum comics)辣韮の皮 4巻/阿部川キネ子/ワニブックス
久々刊行の新刊は、あざといまでの読者サービスからスタート。おおお塩釜女史萌え!今巻で明らかになった女史の家庭環境萌え!ステキな兄妹だよみーたん!…しかしこのマンガ、妹キャラが多いな(笑)
泉先輩と牧ちゃんのカリ城な表紙やデートのエピソードにも、己のラブコメ魂が深く満たされましたよ。でも『デート練金』は『デート錬金』が正解だよなぁと…ああ、こんな所にも『練金』誤植の罠が(^^;;)
作中のネタは殆ど分かるダメヲタな自分ですが、『おしゃれバス用品を差し入れにもらってこそ、一人前のBL作家』というネタが謎でした。そういうモノなんですか?何で?<もし理由をご存知な方は、是非ご一報下さい。
そいやウザウザコンビのネタを読んでいて、先日腐女子な友人から「(腐女子の)友達と集まった時に『最近注目のBLマンガ』の話で盛り上がっていたんですが、出てくるのが自分の知らない作品ばっかりで「上には上がいるんだな〜」って思いました」…とかいう話をされたっけなぁと思い出しました。
いや、別にソレは君の免罪符にはなっていないから…もう割り切って早く『貴腐人』(『腐女子』の上位クラス。ちなみに『腐女子』は結婚すると『主腐』にクラスチェンジするらしい)を目指そうよ(笑)



すもももももも 3―地上最強のヨメ (ヤングガンガンコミックス)すもももももも 3巻/大高忍スクウェア・エニックス
モロ出しよりはチラリズムが好みな自分が、よもやあの『天誅戦士ウマ仮面』な委員長のモロ出しコスチュームにここまでの萌えを感じてしまうとは…いちいち恥ずかしげなあの表情が何ともたまらんつ〜か、作中の女の子の涙顔には本当に弱いなというか…いや、別に自分はSの人じゃないですよ?(^^;;)
ストーリー的には、忘れかけていた『十二神将戦争』ネタが出てきて「あ〜、やっぱやるのか」と思ったり。ぶっちゃけこの作品にはマジバトルを求めていないので、笑えるネタを挟みつつサックリと消化して頂きたい所で<投げたコメントだな
そこよりはむしろ、折角の『ひとつ屋根の下』なロケーションでのドタバタラブコメを堪能したいというのが本意で。
ソリャそうと、虎の長女はやはり孝士を好きになるのだろうか?<今の所、出てくるヒロインがみな孝士に惚れているパターンなので。
彼女といろはの因縁とやらも気になる所です。『卓球女』ってナニ?

やさぐれぱんだやさぐれぱんだ/山賊/アーティストハウス
店頭でパラ見して衝動買い。一度目はさっさと読み終えて、二度目はコマ間に自分の感覚で間を取りながら再読。
「「コレが気持ちいい」という『間』を自分でコントロールしながら読み進められるのがマンガの良さだよなぁ」と久しぶりに思い出させてくれた作品でした。その点ではとり・みき氏の『遠くへいきたい』と同じ属性のマンガなのかも。
元々はウェブマンガだったというこの作品。とりあえず著者氏のサイトを見て「お?」と思われた方には是非オススメしたいです。
サイトにあるコミックスの宣伝マンガがまたいい味でした。今後、『CM』は『超もさい』の略というコトで(笑)
未収録のネタと、新作の『山賊WONDERGROUND』も(完結したら)コミックス化して欲しいです。

フリージア 第6集 (IKKI COMICS)フリージア 6巻/松本次郎小学館
壊れゆく溝口、成長する山田、そして徐々にだが変わりゆくヒロシ。
ともあれ、このマンガで(恐らくは)唯一まともな情動を備えているケイコには、今後も頑張ってもらいたいです。時折彼女が出てくる事で、作品を読んでいるうちにいつの間にか軸を歪められてしまう自分の倫理観や価値観が、どれだけ在るべき位置へと補正されることか(^^;;)
休暇から呼び戻されたヒロシに執行業務が託され、その執行対象者の様子を読み、「あ〜、コリャまた瞬殺されそうな…」と思った所で、何やら面白そうな警護人が登場&次巻へ引き…いや、でもあのおねえちゃんは只の事務員なのか?
『凄腕警護人参上!ヒロシと激突!?』という帯の記述がものすごく気になりますよ。次巻の刊行を待てずに、うっかり雑誌を立ち読みしてしまいそうです。