2005/11/21

鋼の錬金術師(12) 初回限定特装版 (SEコミックスプレミアム)鋼の錬金術師 12巻/荒川弘スクウェア・エニックス
初回限定特装版購入。『LOVELESS』なんかもそうですが、描き下ろしや未収録作を集めた小冊子というのが一番嬉しい特典ですね。
著者氏のギャグセンスが特に好きなので、その辺りをまとめて読めて嬉しいやらおかしいやら。巻末ネタでも笑ったのですが、イメージトレーニングだけはちょっと泣けました…いつかきっとその訓練が役に立つ日がくるさ!(T▽T)
表4側のカバー下の歌詞は、アレはアレで面白かったのですが、誰か平野耕太氏or古賀亮一氏風にアレンジしてくれないだろうかなと思ったり。いや、マンガやイラストのネタに比べて微妙にはっちゃけが足りない気がね?
本編はまたシビアな状況を真っ向勝負でえがいておりますが、そこですら笑いを織り込めるエンターテイメント性には、相変わらず驚くやら感じ入るやらで。
と同時に、「でも折角だから、ウィンリィのあの『ずっと前から』のシーンはもう少し盛り上げても良かったのではないかなぁ…」と思う、少女マンガ大好きな自分です。この作品はそういった辺りは常に(余韻は感じさせながらも)あっさりと描写(ないしはスルー)しますよな。
まぁそういった部分に感じる物足りなさは、脳内か二次創作系で補完しろという事ですかね?(笑)
なお、(おそらく)次巻に収録される最大のポイントは、『エドのちっささには驚愕かつもっともらしい理由があったのだ!』だと思うのですが。いやマジで。よもやあんな理由があろうとは…やはり著者氏は凄い。どの辺りの時期から用意していたネタなのだろうなぁアレは。
単行本派の皆さんは、次巻をお楽しみに!<中途半端な煽り方だな