2005/12/3

ストレンジ・プラス (5) 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)ストレンジ・プラス 5巻/美川べるの一迅社
限定版を購入。未収録&描き下ろしマンガあり、ドラマCDの脚本あり、豪華ゲストの原稿ありと、「もう初版は全部限定版にしちゃえばいいじゃん」と思う充実の付録で。
しかし八房龍之助氏とG=ヒコロウ氏がゲストだったのにはかなり驚きました。どういう繋がりなのだろうかと<まぁ2〜4巻の帯の推薦コメントのラインナップにも同様の謎を感じましたが(笑)
そしてヒコロウ氏のノリで描いても元作品との違和感がない辺りに、改めてこの作品のイカレっぷりを感じたり。いや、ソコが好きなのですが。
本編は、久しぶりに登場した狗堂がおかしな変貌を遂げて帰ってきたのに爆笑。いや〜、絶対にこっちの方がいいって!(いや、3巻時の妙なシリアス展開を危惧した身としては…)
要望としては、活躍の割には影が薄くなっているような気がする美羽へのテコ入れを…イカレ系といじられキャラが強いマンガだから、割とまとも系のツッコミだと埋没してしまうのですよな(^^;;) でもそんな彼女が好きですよ。EXの7&8話は可愛かったなぁ。
あと、ドロシーちゃんにはもっと頻繁に登場して欲しいです。
…そしていまだに香織さんはスレンダー系美女だと信じている自分です。だって男だって明言されてないし!(T▽T)



BLEACH 20 (ジャンプコミックス)BLEACH 20巻/久保帯人集英社
全編が藍染オンステージ。いやも〜死んでた間の出番不足を補うようなしゃべりっぷりが面白いというか、「口の軽いキャラは安く見えるぞ?」というか。
『久しぶりに登場したと思ったら立派なキモキャラになってました!』という点では、『ストレンジ・プラス』の狗堂と何ら変わらんなぁと(笑)
つーか、今回はページの狭間のネタマンガがなかったのでイマイチどうも<自分の中ではむしろネタマンガの方が『本編』なので
ああ、でも松本とギンの過去話はかなり読みたいので、いつか描いて頂きたいです。あ、松本と日番谷の関係性も好きですよ<つまり松本が好きなのだな?<うん。

少年魔法士 (13) (ウィングス・コミックス)少年魔法士 13巻/なるしまゆり新書館
『神を創造する』とうそぶく人王アークのたくらみに立ち向かう中で、カルノは遙かな記憶と向かい合い、最愛の女性が告げた言葉の意味を自分のものとして識(し)る。ヒューもまた、勇歌としての自分(過去)へと思いを馳せる。
『本当になりたい自分を見すえるのは、難しいのかもしれないね』…そして彼らの前に立ちはだかったのは、『求める自分』を神の座の中に見出し、人王の元へと下ったユーハだった。
『心』を武器として相手を滅ぼさんとする、善悪を問わぬ『純粋』な意志の強さを問う『人王のルール』…えげつないなぁ。あらゆる試練に折れない存在の中にあるものが、彼の望んだ『永遠に持ち続けるだけの価値があるもの』なのだろうかなぁ。ユーハが渇望し、そして手を届かせる事が叶わなかったものが、そこにあるのだろうか。
人王の真の望みがどこにあるのか。それに抗い打ち破らんとする者の心に何があるのか。絶望と希望を謳いあげる祈りと戦いの物語に、心は惹かれ続けます<陳腐な言い草ですまん
つーか、めちゃめちゃ狙われてますよレヴィ。レヴィを失った時に、イブキとカルノの最大の試練が!…とかいう事態にならぬように祈りたいです。
ただ、今巻で少々物足りなかったのは、折角シェーラのホームである『キタブ・エル・ヒクメト』が舞台になったのに、シェーラ自身にはあまりスポットライトが当てられなかった事。
ラフィトウには割と随所で見せ場があるのですが、シェーラの存在や考えにはいまだに不透明な部分が多いので興味があるのですが。
まぁ砦に近づく謎の存在もあり、シェーラの活躍は今後の展開に望みを託したいと思います。