2006/1/6

Dragon drive 14 (ジャンプコミックス)DRAGON DRIVE 14巻/佐倉ケンイチ集英社
2人の主人公と2つの世界、人と竜とが織りなす絆と戦いの冒険物語が堂々の完結。
終盤はちょっと2部のサブキャラ達(特にネコちゃん)が薄くなってしまったのが少々寂しかったですが、長編作品にありがちな失速もせず、むしろ長編の利点を活かした雄大さでもって、最後まで燃える展開で魅せてくれました。
いやも〜とにかくオチが完璧!「長編作品の終わりはこうでないと!」というお手本のような爽快さでした。
終わりだけど終わりじゃないよ!夢は子供だけのモノじゃないよ!大人の夢にだって果てなんかないし、希望だってどこまでも続いているんだよ!
つ〜か、過去の感想でも書いていた私的妄想願望なカップリングが実現していて萌え死にました。動物園にも行ったんだろうなぁ(T▽T)
しかしある意味で一番感動したのは、次世代へと持ち越されて成就した萩原の恋でした(笑)
登場人物たちのひたむきな熱に燃え、笑い、そして涙し…いくつもの感動を味わい尽くせた作品でした。
素敵な『何か』がたくさんつまった、この直球王道ド真ん中な少年マンガ。未体験の方には是非オススメしたいです。
著者氏の新作が待ち遠しいですよ。『ファーブル探偵記』も早くコミックス化されないかなぁ。



魔人探偵脳噛ネウロ 4 (ジャンプコミックス)魔人探偵脳噛ネウロ 4巻/松井優征集英社
相変わらず大筋がどうとかよりも、「途中から逆に」等の基本なのにすっ飛んだギャグとか、「タオル持ち込むな」の地獄絵図などの遊び絵類の小ネタがいちいちツボに入ります。
全体的に微妙な間の取り方や、個別のネタの配置の距離感などもまたツボなのですが、コレを説明できる上手い言葉が出てきません。
『最悪の場合』関連の会話ネタがクリティカルヒットだった自分の感性が自分でもよく分かりません。
「私を誰だと思ってるの」のシーンの弥子にはマジで惚れました。麦藁海賊団の首領と食バトルで戦えるジャンプヒロインはきっと君だけだ。
…と、今回も散漫な印象を羅列する駄文で陳謝。
あと『幸せの青い虫』は、昔懐かしのおもちゃ『モーラ』に似ていると思いました<若人には分からないネタ

エア・ギア 12―限定版 (少年マガジンコミックス)エア・ギア 12巻/大暮維人講談社
リンゴたんハアハアなので迷わず限定版を予約…したのですが、紆余曲折あって入手できたのは昨日でした。そしてバタバタしていて、先日届いたフルバの透ピンキー共々ブリスターパックから出せていない罠。「もうこのままで飾っておくか」と思い始めました。でもとりあえずリンゴには眼鏡をかけさせたい!
今巻本編もリンゴの乙女心が激しく揺れる展開で、その愛らしさ可憐さ凛々しさを存分に堪能させて頂きました。ちっさい頃もまたかわいいしなぁ。
ここまではイッキばかりがモテモテでリンゴにライバルが多い展開(今巻もまた新たなおにゃのこが…)ですが、いずれリンゴに熱烈なアプローチをかけるイケメン(まだ謎な『王』とかどうですかね)が現れて、イッキをやきもきさせるといいよ!でも最後はやっぱりイッキとリンゴがくっつくといいよ!
…とか、そんなラブコメスキーな妄想で。
でもってヨシツネがさりげに私的ツボなキャラでした。だが、ブッチャには負けるがな!<偏った趣味