06/1/9

■新成年の皆様、ご成人おめでとうございました。
■随分と前にそのような輝くイベントを終えて、すっかりとくたびれた自分は昼過ぎに起きて、今日も延々と録画ビデオを観ておりました。



■先ず古畑任三郎ファイナル3本を試聴。
トリックがムリムリなのは毎度の事なので(しかもソレはこのドラマの主眼ではないので)さておくとして、ドラマとして一番良くできていたのは「ラスト・ダンス」だったように思います。松嶋菜々子の演技力が光ったなと。一人二役な姉妹の演じ分けが絶妙でした。藤原竜也のキャラクター性溢れる役も良かったです。
【関連】

■古畑任三郎 -- もう一つの最終回
コレは本当に観てみたい!『禁断のギャグ』とか、本当に持っていそうだもんなぁタモさんは(笑)
■赤い洗面器の謎史
そいや未だになぞのまま…他の三谷作品で明かされる日が来るのでしょうかね?
■岡田斗司夫のプチクリ日記: 古畑任三郎ファイナル
自分は観ながら何となく「…ひょっとして古畑は魔法使いなのではなかろうか?」などと思っておりました。モデル(コロンボ)は妻帯者なのに。そいや金田一も魔法使いっぽいよなぁとか。
…いやこの辺りは歪んだ主観なので、ファンの人は怒らないでネ!(^^;;)

■次は女王蜂
稲垣金田一シリーズのゆる〜いノリが結構好きです。確実性に欠けるアレンジ版のトリック(チョコレート)は、まぁご愛敬(^^;;)
何よりも今回は、もうこのタイトルで栗山千明をキャスティングした段階で勝ちだったよなぁと思いました。イメージバッチリ過ぎ。

■で、バラエティの『西村京太郎からの挑戦』を試聴。
この手のミステリクイズ番組が放映されるのは久しぶりなような気がしますよ。
安楽椅子探偵ほど練り込まれたネタではなかった(現実にはありえない『絵に描いた餅』的トリック多い)ですが、ワンアイデアで光るモノもあってなかなか面白かったです。

■…と振り返ると、『合理的かつ必然的な謎(あるいはトリック)』というのを、いかに無理なく物語に落とし込むのかがミステリの肝なのだなと改めて思ったり。
文章だけだと展開のノリと雰囲気で誤魔化されがちですが、映像化すると視覚によってよりリアルに想像力が働いたり検証できてしまうので、そこで「ありゃ〜」と思うモノが多かったりするのですよな(^^;;)
■ソリャソレとして西村京太郎氏。
若者読者の認識は『おじさんおばさん向けミステリ作品の著者』や、『2時間サスペンスドラマの原作者』といったものではなかろうかと思われますが、そういう層のミステリファンにはぜひ初期作の『名探偵シリーズ』(『名探偵なんて恐くない』他全4作)を御一読頂きたいです。燃えますよ〜。
■…しかし今も売ってるのかなぁこの作品。メジャーネームの名探偵の活躍をえがくパロディ的作品なのですが、その魅力的なキャラクター描写を思うと、最近のイラストレーターの絵を付けて再刊行したら、今時の若者読者(<言い草がジジイ臭い)にも十分にウケると思うのですが…どうですかね講談社さん?<読み返したくなったものの、自室での発掘が困難なので、いっそ再刊行されたのを買い直したくなっている

■あとは、今日から放映が開始された西遊記も試聴。
いやぁ…役者は思っていたよりもいい感じだったのですが、とにかく脚本がグダグダ(<何度も出直して戦う意味とか謎だし)
あと、特殊効果などの演出もビミョ〜。金斗雲はまだしも如意棒。アレじゃ只の棒じゃん(笑)
とりあえずもう何回か観て、ダメっぽかったら観るのを止めるかもしれません。

■いや〜、観た観た。しかしそれでもまだ十数時間の未視聴番組が…orz

■男、ネズミを駆除しようと焚き火の中に放り込む→ネズミ、火に包まれたまま男の家に向かってダッシュ→家全焼 〜アメリカ
事件は因果応報とコントの狭間に。
【追記・1/11】これは誤報だった模様です。
■歌舞伎役者のスピーチ
Flash。早押しクイズで大喜利をやっているような、オモロくだらないライブなドライブ感がツボでした。
■動物の赤ちゃん画像いっぱい
どれもこれもつい口に入れたくなるような愛らしさ!<喰うなよ(^^;;)