06/June
■6月に読んだ小説について、メモ的に列記。
■ 『陽気なギャングの日常と襲撃/伊坂幸太郎』
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 新書
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4人の日常生活を垣間見られた短編の後で、合流した4人による軽快かつ爽快な連係プレイを堪能できるという構成は、ファンとしては嬉しい作りでした。
シリーズの続巻リリースを希望しております。
■そいや気にしつつも結局観に行くのを忘れていたなぁ、映画(※音注意)。
有楽町での夜上映は観に行けなさそうなので、レンタルリリースを待とうかと。
■ 『涼宮ハルヒの憂鬱/谷川流』
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/06/01
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- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/09/01
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- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/12/01
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- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07/01
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- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/10/01
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- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/03/31
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- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/08/31
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- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/04/28
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■長編もいいのですが、短編の方が好きかも。なので、アニメの第2期(やるよなきっと?)では、1期でチョイスされなかった短編エピソードをフォローして頂きたいと願っております。
■原作はどう見ても『長門ヒロイン』の流れであり、アニメではハルヒがてこ入れされているような気がしますが、自分は朝比奈(小)のファンだったりします。
『存在が持つ特質がゆえの制約』としての『望まれた基礎能力値の低さ』により、事件解決(ストーリー展開)への積極的貢献には弱く、どうしてもお飾り的なキャラになってしまっているのですが、そのそこはかとない不遇さや寄る辺なさもまた、一層愛らしいよなぁと。
■いや〜、でも「誰が一番」とかでなく、読んだり観たりしているうちにどの娘のことも可愛く思ってしまいます。キョンは本当に美味しいよなぁ。夢にも程がある薔薇色の高校生活ですよ。
「キョンのポジションに入れるなら、自分だって命の十や二十も賭けるぜ!」という気持ちにさせられます…が、リアルに考えると「実際にそういう状況に遭遇したら、きっと自分は走って逃げるのだろうなぁ…」と思いますよ。いや、だからこその夢で憧れ(笑)
■朝比奈さん萌えでツッコミ型の自分としては、キョンの淡々としたツッコミモノローグで進行する物語はとても読みやすかったです。
とかいうワケで、(少々中だるみもしていますが)一番好きなのは『陰謀』で。
■ 『BBB短編集2/あざの耕平』
BLACK BLOOD BROTHERS S〈2〉ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: あざの耕平,草河遊也
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/06
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今巻のツボはセイのゲーム話。ああいう『大人気ないが、当人は至って真剣』とかいう、ギャップにより生じるベタな笑いが大好きです。その観点から言うとベストは『必殺技会得のための特訓』の話なのですが、それは次の短編集に収録されるのかなと。
■ジローとカーサの、イヴを挟んでの間接的だった関係が、ふたりの直接的な関係へと転化していくきっかけになったエピソードである、書き下ろしの短編も良かったです。
しかしオーフェンのプレなどでもそうでしたが、『その関係がすでに破綻している現在(本編)を知った上で知る(読む)、古き良き時代の出来事(過去話)』というのは、何とも甘く切ないですなぁ…。
■ 『ザレゴトディクショナル/西尾維新』
ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典 (講談社ノベルス)
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/06/07
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本編で未消化だった伏線が明らかになったり…はせず、むしろ作中でえがかれなかった著者氏の脳内設定が追加されることにより、謎は更に深まっていたりします。
■まぁ残された伏線だの謎だのがどうとか言う以前に、結構な数の登場人物と話のあらかたを忘却していたことに気付いて、遠い目になりましたが。いっそ各巻のオチまでのあらすじもつけて欲しかったですよ(^^;;)