06/7/9

鉄腕バーディー 13 (ヤングサンデーコミックス)■鉄腕バーディー 13巻/ゆうきまさみ/小学館
二人の生活を、そして大切なヴァイオリンの助けになろうと過酷な試練に挑むバーディー。
何者かの細工により難度が上げられた試験をからくもクリアしたバーディーだったが、休む間もなくレビの起こした大規模テロの災禍へと巻き込まれてゆく。
前巻に続き過去編。ちびっこバーディーは徹頭徹尾けなげ可愛かったのですが、それがより悲劇性を高めるという…予想はしていた展開でしたが、やはり切ないですよ(T△T)
唯一の救いは、前巻に出てきたあのいけ好かない同級生と友情フラグが立ったことですかねぇ。何巻後かには再会しそうっぽい雰囲気?
ちびっこバーディーの頑張りを見て、「せめてこれからはたくさん幸せになってくれ!」と願っていたのですが、よく考えるまでもなく現在の状況が既にアレだしなぁ…こ、これからでも何とか幸せに…(^^;;)



ぼのぼの (28) (Bamboo comics)■ぼのぼの 28巻/いがらしみきお/竹書房
今巻で秀逸だったのは『花鳥風月はおもしろいの巻』。
子供扱いされて怒るのは、やっぱ子供だからだよな。意地とか見栄とか、それを笑い飛ばせない余裕のなさとかな(笑)
「そりゃあ たいがいの頭にくることって 他人といっしょにいるから起きることなんだよ」 「だからひとりになると すっきりするんだろ」…というスナドリネコさんの台詞には深く頷きました。
でも、『腹の底から笑えること』ってのも、『他人といっしょにいるから起きること』だったりするので、色々と悩ましい所であったりするんだよなぁ…とかね(苦笑)