放課後の国 (フラワーコミックス)/西炯子/小学館

放課後の国 (フラワーコミックス)「高校3年の最後の席替えは、好きな人同士で班を作ろう」…とかいう先生の提案どおりにしたら、何だか残ったはぐれ者の、『微妙』な人たちが吹きだまってしまいました。
数学フェチ、天文マニア、身持ちの軽い美少年、文学系の元会長、バンド少年…それから謎の6人目。特化した個性であぶれ者生活を謳歌するメンバー達の、それぞれの友情と恋と青春のイロイロ。
そんな読み切り連作集。すげー面白イイ感じ!
青春まっただ中の人にもそうでない人にも、友達いっぱいな人にもそうでない人にもオススメしたい1作です。
このどこにでもありそうだけれど、でもきっとどこにもないような話は、それでも多分、読み手の中にある何かに必ず響くのではないかと思います。
私的なナンバーワンヒットは『妄想の国語』。いいよたまらんよ!それこそが変と書いて恋なのだ!(笑)
STAYみたいに、またそれぞれのキャラで1冊ずつのシリーズになったりしないだろうかなぁ。元会長と神村さんの、今後の『お付き合い』の話とかを読んでみたいものですよ<いや、あくまで清らかにね(笑)