カミヨミ 6巻/柴田亜美/スクウェア・エニックス

カミヨミ 6 (ガンガンコミックス)日明大佐の計らいにより、温泉がある山奥の屋敷を訪れた天馬一行と八俣警視総監。館には当主と年若い後妻、名士や有力者の招待客、そして獣のように振る舞う一人娘の文石が集っていた。
慰安旅行気分で過ごす一行だったが、宿泊の翌朝…招待客の若夫婦と、八俣警視総監が姿を消した。
かつて潜入した零部隊の密偵四名が姿を消したという『銀狼館』で何が起こったのか。そして今、何が起こっているのか?
新シリーズ開幕。『日明大佐の計らい』という段階で先ず怪しもうぜ天馬。
ちうか館の名前が既に怪し過ぎるという話が…何かこう、分かり易く血と惨劇の香り漂うネーミングだし(笑)
内容はえーと…全裸オカマッポ祭り?(^^;;)
オカマッポといえば、彼の見た幻覚も『あやかし天馬』がらみのネタっぽいですな。でもその辺りのネタの掘り下げはしばらく先になりそうな感じですかね?う〜む気になる。
今回のゲストヒロイン・文石は、坊ちゃんを食う活躍っぷりで印象的なキャラだなと感心したのですが、多分このシリーズの使い切りなのだろうなぁ…後妻さんも然り。大変に惜しいですが、どのような幕引きになるのか今から楽しみです。
次巻予告の『零部隊で大事件』はお笑いネタになるのではないかと予測。でなくても、少なくとも犯人はメインキャラの中にはいないよなぁ…だってあの大佐を『裏切る』とか、そんな恐ろしいことを考えるアホはいなさげな…(^^;;)