狐とアトリ／武田日向／富士見書房

人里離れた山奥の御社で暮らす、巫女のアトリと姉上さま。嘘をつき人を騙す狐を嫌うアトリだったが、姉上さまの留守中に出逢った狐に、自身の『嘘』を糾弾されて…？
表題作『狐とアトリ』他、入院先の病院で出逢った少女達の心の交流、そして『やえかのカルテ』の番外編を収録した短編集。
精緻な細工の砂糖菓子のような、著者氏の筆からなる少女たちの愛らしい姿とその振る舞いには、見る度にメロリとなってしまいますよ。と同時に甘いだけでなく、物語に含まれた少しの憂鬱や寂寥感とのバランスがまたたまりません。
ちうか、やえかのぷにロリ具合がやっぱりたまらぬですの〜う！（病気）。
しかし実は真琴ちゃんが最萌えだというメガネ萌えの業の深さよ…ふふ＜業と言いつつ楽しそう＜だから業なのですよ
『ドラゴンエイジPure』で連載中の『異国迷路のクロワーゼ』も早くコミックス化して頂きたいです。画集とかも出たら買うんだけどなぁ…出ないかなぁ。