謎の彼女X 2巻/植芝理一/講談社

謎の彼女X(2) (アフタヌーンKC)不思議少女・卜部の私生活に大接近したり、ボーイのみならずガールにもミーツだったり(変な言い回し)する、謎が謎を呼ぶ最新刊。
ふたりの『おつきあい』において交わされる数々の行為は衝撃的ですが、それで動く互いの気持ちは普遍的で微笑ましい、むしろ高校生にしては初々しい純朴さで、読んでいるとどちらの意味でも身もだえしてしまう作品です。
卜部の感じる歓喜や羞恥、それに墓参りにおめかししていく理由とか…本当に可愛い子だよなぁ。
とはいえ、やはり諸々のフェティッシュな描写は『ショッキン!』の一言で。
水泳授業の女の子たちの肢体描写の色っぽさは、もはや犯罪の域だと思いました<食い入るように見つめながら
あとガーターベルト! コートの下の水着姿もエロいがガーターベルト! 黒タイツかと思いきやガーターベルト!<3度も言うほどか<うん
卜部…色々な意味で破壊的な『謎』だ…。
大注目は『トランジスタグラマーメガネっ娘』と、己のツボをガッチリ押さえた知的少女の丘さん。確かにあの上野がどうやって彼女を射止めたのかは、これまた激しく『謎』ですな。その辺りのエピソードも読んでみたいものです。