宙のまにまに 3巻/柏原麻実/講談社

宙のまにまに(3) (アフタヌーンKC)文化祭でのプラネタリウム展示を成功させた天文部に、高校天文ネットワークへのお誘いビデオレターが届いた。まだ見ぬ同好の士との邂逅に胸躍らせる美星たち。
いざ、星の猛者たちが待つ観測会へ出発!
出会いや再会に揺れ続けてきた朔の心情もひとまず安定。魅力的な新キャラを迎えてのにぎやかな新展開を興味深く読了。
近江さんがかなりステキですな。あの制服姿がまたたまらんちうか…いいねロンスカ!他校の生徒なので、今後はそうしょっちゅうは出てこないでしょうが、再登場を希望。
萌えガールズは聖闘士が出てくるマンガを読んでいるよな、きっと!(笑)
しかし姫ちゃんの『箱入りドリフ』な一連のエピソードは、少々描写の演出(及び自意識)過剰で可愛いのを通り越してちょっと引いたなぁとか…残念。
春・夏・秋と、季節の天文とリンクしながら進んできたストーリーも、次巻で冬を迎えて一巡り?人間関係にも変化がありそうで、次巻が楽しみです。
個人的に冬の星空が好きなので、その辺りにも期待しております。