MAGI×ES 1巻／竹本泉／メディアファクトリー

ロンドン郊外のそこそこ歴史ある街のグロースター学園には、魔法使いを育てる秘密の教室がある。そこで魔女を目指し修行に励むポリンとアリサ。でもポリンは豊かな才能の割に魔術容量が低く、アリサは素養は高いが集中力が散漫で呪文が大雑把。ふたりが一人前になるにはまだまだ時間がかかりそう？
著者氏にはめずらしく原作付きの作品…なのですが、原作者についてはあまり触れられていないのでその辺の詳細は謎。そして繰り広げられているのはいつも通りの竹本不思議系話なので、その辺をあまり意識させられない作品です。うじゃうじゃ（笑）
課外授業を受けるメンバーに主人公のポリンが入っていなかったり、キーパーソン（？）っぽい『魔法使いの泥棒』がサックリとスルーされていたり、「そこは主人公をからめて盛り上げる所だろう!?（^^;;）」と思うわけですが、ストーリーマンガというより読み切り連作、加えて竹本作品だと思えば「…まぁ、アリか」と納得もできてしまうファンの業の深さ（ちうか甘さ）
ともあれまだまだ謎があるようなので、以降の展開を待ちたいと思います。