よつばと! 7巻/あずまきよひこ/メディアワークス

よつばと! 7 (電撃コミックス)家にあるPCを初めてインターネットに接続した時の、「うわ、どっかに繋がってる!?」という純朴な驚きと、得も言われぬ違和感と、何だかよく分からない喜びを、『でんわ』の話でふと思い出させられました。
特に意識もせず、かといって根拠もなく、ただ『自分は出来る』とだけ信じ込んで走り出す、目的だけを見据えて、けどあっさり見失って、それでも走り続けられる無謀の元気とか。
例えそれで転んでも、泣いて叫んだらまた走り出せる強さとか。
よくある疑問に返される当たり前の答えは、大人になったら何でもないけど、小さい頃には世界がひっくり返ったこととか。
よつばはいつも、『忘れてなくして消えてしまった気になっている、自分の中で埋もれている色々なもの』を掘り起こしてくれるなぁとか、改めて思いました。
今巻の個人的MVPは、風花のおともだちの『しまうー』で。
うっかりした挙動によりあだ名をつけられたり、その時の行動を適当な節で歌ってしまう辺りに親近感が湧きます(笑)
次点はコンビニのおばちゃんで。ナイスセーブ&ツッコミ!
牧場はずっと行ってみたいと思っているのですが、機会を得られぬままいい歳に…牛と馬には乗ったり触れたりしましたが、羊とヤギには接触しておらず。
病気で休んだ時に見たTV番組で思い出したのは『パックンたまご』。DVD化してくれぬだろうかなぁアレ(話があさっての方向に)