CYNTHIA THE MISSION 6巻／高遠るい／一迅社

かつて自らの信じる正義と信念を、強大な俗悪に蹂躙された異能の少女は、及ばぬ力を時代へと託すことでいまだ戦い続けていた。
彼女から希望を託されたのは一人の少年。自分より強い少女に恋し、それを守るためのより強き力を求めて走り続けるボクサーだった。
ほたるとカルロス、奇妙な師弟の過去と現在をえがく外伝。
ほたるの体に刻まれた無惨な傷跡の理由が判明。と同時にスーパードクター水野先生の正体も判明？
まだまだ底の見えぬジェレミィ（及びその側近）との因縁は現在進行中の物語とも絡んできそうで、今後の成り行きが興味深い所です。ほたるが後継者に『ボクサー』を選んだ（あるいは選んだ後継者が『ボクサー』だった？）ことも因縁深いですなぁ…というか、上手い構成だなと。
しかしある意味一番気になったのが黒鮫号…何故わざわざ登場人物紹介に!? やはり今後のストーリーに於ける重要存在なのかっ！（笑）