絶対可憐チルドレン 11巻/椎名高志/小学館

絶対可憐チルドレン (11) (少年サンデーコミックス)皆本の元カノ(?)登場に色めき立つチルドレンたち。その中でも薫の嫉妬や羨望や不安といった感情の発露は、もう『少女』ではなく『女性』のそれで、明らかに他のふたりより大人びた、より深い表現がされていたなぁと…むぅ、流石は『2センチ』の成長だ!<いやソコ違うだろ!?<いやいや、重要かつ密接な関係が!
そして『自分の意志ではなく、普通人に道具として利用されるエスパー』と対峙するチルドレンたち。『能力者として』の在りようを問われる命がけの闘いに、日ごと成長を続ける彼女たちがどのような答えを出してくれるのか。
決して大団円にはならぬにせよ、彼女たちの(色々な意味で)まだ小さな胸に絶望だけを刻むような結果にならぬよう、頑張るのだ皆本!<余計な一言でダイナシだ