皇国の守護者 5巻/伊藤悠/集英社

皇国の守護者 5 (5) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)敵味方の犠牲でできた血河を渡り、生き延びて<帝国>の捕虜となった新城は、戦場でまみえた『名誉ある敵』と対面する。その時、彼の胸に去来する想いとは…北領紛争、ついに終焉。
…って、ここからが更に面白くなりそうなのに、今巻で完結…おお〜ぅソリャないぜセニョール!(T皿T)
『大人の事情』による『完結』らしいですが、それについての泣き言ひとつなく、物語を漫画版単体として美しい形でキッチリまとめた伊藤氏の、姿勢と手腕に最大の賛辞を捧げたいと思います。上質の漫画を読ませて頂いて、ありがとうございました。
そして『猫』は最後まで凛々しく愛らしかったですなぁ…もう動く彼らを見られないのが一番寂しいことかもしれません。1巻から読み返して思い出にひたるか。