戦う!セバスチャン 7巻/池田乾/新書館

戦う! セバスチャン (7) (ウィングス・コミックス)奇人と人外の巣窟、フ○ンクフルトの名家・デーデマン家では、今日も執事が屋敷の平穏を護るために奮闘していた…愛すべき『日常』を営むために、闘えセバスチャン!
だが、そのセバスチャン自身が一番アレでナニな気がするのは、恐らく気のせいではないよなぁ…『平穏を甘受し生き残るため、あがけ使用人A、B、ツネッテ!』という方が正解か?(^^;;)
というワケで、今回も使用人トリオが作る涙の河を、幼児化したセバスチャンやユーゼフの秘密やらが流れてゆき、ついには異次元の扉を開いてしまう混沌爆走の最新刊。
平行世界は平行世界で面白そうな気がするので、向こう側の話も1本読んでみたいなと。ちうか使用人トリオは平行世界でもパーソナリティに変化はないのだろうかなぁ? 極化した善悪や勤勉と怠慢が反転化するとドラスティックだが、中庸である場合はさほど変化しないということでしょうかね。