ルードヴィッヒ革命 4巻/由貴香織里/白泉社

ルードヴィッヒ革命 第4巻 (花とゆめCOMICS)花嫁探しの旅を中止して国に戻ったルードヴィッヒ王子とそのしもべたち。だが彼らを葬らんと待ち受けていた義弟・ユーリウスの罠にはまり、王子はヴィルヘルムの剣に貫かれて落命してしまう。
死亡&埋葬で、まさかの主人公退場!? どうするどうなる最終巻!
総括&清算の最終エピソードは、この期に及んで魅惑的な最強キャラも登場して、物語の締めくくりに相応しい前中後編の大ボリュームで。
王子の身近な関係者に加え、今まで王子の影となり影となって(陽がないなwww)尽くしてきたドロテアもきっちり救済しての大団円には、(最後が多少駆け足気味でしたが)文句なしの満足で。
御都合でも何でも、終わり良ければ全て良し。めでたしめでたし。
個人的ひいきキャラのドロテアが大活躍だったのも嬉しかったです。真ヒロインがイーディケならば、裏ヒロインはドロテアだよな〜。つーか1人で2度おいしいキャラになってくれてもう!(笑)
そいや『死体愛好家設定』は第1話限定で葬られていたのですな。ナルホド、それで以降はあまりソレ系の話がなかったワケだなと納得。
まだまだ活躍を見たい魅力的なキャラたちだったので、続編というか新シリーズでの再開を匂わせる著者氏の発言に期待を寄せております。