朝霧の巫女 5巻/宇河弘樹/少年画報社

朝霧の巫女 5 (ヤングキングコミックス)神隠しに遭い幽世をさまよう忠尋。その忠尋を現世へと引き戻さんと奮戦する柚子たち巫女委員会…そして、こま。
忠明から忠尋へ…因縁を引きずり過去から現在へと至る空白の時間が、こまの目を通して今語られる。
3年ぶりの新刊刊行。最終巻かと思いきや、さにあらず(^^;;)
漂泊の果てに得た束の間の楽園。だがその安寧は障子より容易く破かれる。現世が幽世と、そして人が人ならざる者と触れ、交わる所に、平穏などはありえないのだとでもいうように…。
過去の悲劇は贖えないとしても、これから未来を生きる忠尋と柚子には幸せになって貰いたいものです。
…で、最終巻はいつ刊行に?