謎の彼女X 3巻/植芝理一/講談社

謎の彼女X(3) (アフタヌーンKC)少し奇妙な恋愛関係にある椿と卜部の、一歩進んで3回転宙返りな恋模様。季節は再び夏から秋、冬へと巡り、ふたりの仲も順調に進展中…かな?
そいや作中では季節は移ろうものの、進級とかはしていなかったような。サザエ時空?
エキセントリックさが持ち味であり、それが目を惹くチャームポイントになっている卜部ですが、巻を追うごとにごく普通の仕草や気持ちの揺れ動きの方が、より魅力的に見えてきたような気がします。
とはいえフェティッシュな面も捨て置けない最新刊は、水着に日焼け跡にブルマにと、魅せて魅せて魅せまくりでありました。胸の形もステキだが、やはりあの脚線美! たまらぬフトモモ!<病的だな(^^;;)
謎の彼女X2号な小悪魔ちゃんの丘も大活躍。魅惑のトランジスタボディでだっこでチュッって…上野でなくとも墜ちますよアレは!
そんな彼女が上野を好きな理由が、また純粋でありながらも果てしなく小悪魔的で、しかもあんな極上の笑顔で言われたらもう!
巻末おまけ4コマの『謎の彼氏X』は、あのままBL誌とかで連載できそうだよなぁ。著者氏の作品にはユニセックスというかボーダレスの背徳感的な味を感じるので、そういうのも面白そうでアリかなと思った次第。