びんちょうタン 3巻／江草天仁／マッグガーデン

両親やばあちゃんと死に別れ、がんばって働きながらひとりで暮らすびんちょうタン。お金持ちのお嬢様だけど、パパやママに会えず友達もなく、じいやと暮らすクヌギたん。寂しいふたりは出会ったけれど、心は上手く繋がらなくて…。
小さな心を痛めつつ、良かれと思ってすれ違い…そんな幼いが故の不器用さとままならなさを眺めてもだえながら読んでいた作品ですが、今巻ではようやくみんなの気持ちが通じ合い…よ、良かったね…良かったねみんな…っ!!!（T△T）＜マジ泣き
しかしそこに至るまでのびんちょうタンや、クヌギたんや、ちくタンや、れんタンの頑張り具合にまた涙。社会の仕組みは厳しくて、どんなに必至の懸命さでも、ましてそれが拙くあれば、より実ることは難しいのですが…それでも頑張りに対して何かが報われて欲しいなと思うのですよな。
チシャノキたん先生、じいやさん…グッジョブ!!!