ふたつのスピカ 14巻／柳沼行／メディアファクトリー

シュウが宇宙へと馳せた想いも背負い、進級を賭けて最後の課外訓練に挑むあすみと仲間たち。だが『限界の先にある精神力を見たい』という学校が生徒に課した試練は重く厳しく、高い壁となってあすみたちの前に立ち塞がる。
ひとりじゃないから限界のむこう、もっとずっと遠い所にだって、きっと歩いていけるんだよ。
『夢に一番近い場所』で限界を試されるあすみたちが得た尊い答え。けれど飛行士として選ばれて進級できるのは、おそらく僅か数名。
そんなただでさえ遠からぬ別れの時を感じさせる展開に加え、更に無慈悲な事件が…いやもーどこまで転がるのだ彼らの運命は！
早く次巻が読みたいですよ。頼むから無事でいてくれ〜！（T▽T）