少女ファイト 4巻/日本橋ヨヲコ/講談社

少女ファイト(4) (KCデラックス)少女ファイト(4) 特装版 (プレミアムKC イブニング)賭けバレーに出場した練たち、黒曜谷高校女子バレー部に下された処罰は、『インターハイの辞退』と『1ヶ月間の停学』。しかしそれは『1ヶ月の強化合宿』という形で彼女たちの追い風となる。
コーチにVリーグ選手である由良木(姉)を迎えて意気上がる部員たち。だが彼女たちを待ち受けていたのは、事情を知らぬ他校選手たちから汚名を着た悪役として敵意を向けられるという試練だった。
ひとりきりなら膝を折る傷も痛みも、共に走る仲間がいるから越えてゆける。
逆境の中でこそ真価を試され、だからこそ強く輝く絆の、そして心の強さ。
そっか…シゲルはムッツリか(笑)<いやいやあの練や、後日の笑うまいとする姿や理由を見たらば自制心も大気圏外までフッ飛ぶよなぁ。
明かされる練の心に刻まれた傷の理由。片鱗を見せた、最強の敵になるであろう白雲山高校とエースである唯の力。敷島兄弟をめぐる恋模様と、ただの偽装から少しずつ変化し始めたミチルと学の関係など、今巻だけでなく今後へと続く濃密なストーリー展開からも、相変わらず目が離せませんよ。
で、自分は巻頭収録の集合カラーが一枚絵で見られる下敷きと、部員たちの落書きの入ったらくがきノート付きの特装版を購入しました。
学のマンガは学習雑誌系マンガっぽいノリだなぁとか思いましたよ。ちうか絵が…自分の小中時代の黒歴史を思い出すような…あああっ!!!(悶絶)
それにつけても、蓮の花(?)に髑髏をあしらった黒曜谷高校の校章はカッコ良過ぎです。あの校章のグッズだったら色々欲しくなりそうですなぁ。今後の特装版刊行にも期待しております。