星は歌う 2巻／高屋奈月／白泉社

再会した謎の少年・千広に心を寄せるサクヤ…だが千広は酷薄な態度でサクヤを拒絶した。
それでも千広を想い心の傷が癒えぬサクヤの前に、何と千広が季節外れの転校生としてクラスに現れた。
互いに気まずさを隠せぬままギクシャクとすれ違うふたりだったが、部活説明会の壇上で後輩にからかわれてうずくまり、動けなくなったサクヤを見た千広は…。
いやもー時代の先端（？）を爆走するツンデレ王子ですよ奥さん！＜誰だよ
恐らくトラウマ背景によるそのツン具合と、だからこそ押さえ切れず溢れたデレの絶妙な配分具合に度肝を抜かれました。そんなドラスティックなギャップ萌え。つーかサクヤの健気可愛さに全米が泣いた！＜何言ってんだ自分
大丈夫だサクヤ！ フラグだったら死ぬほど立っているぞ！ …しかしソレをGOOD ENDまで昇華させるには、並大抵ではない困難が予想されるけども。
せーちゃんのドＳ全開な黒い愛情にも心惹かれました。いずれ明らかになるであろう彼女の物語に、今から興味津々です。