カミヨミ 8巻/柴田亜美/スクウェア・エニックス

カミヨミ 8 (Gファンタジーコミックススーパー)毒丸と零部隊への嫌疑を晴らすべく、正体不明の毒を追う天馬たち。尊い絆のあかしから帝月のヨミが紐解いたのは、か弱き少女の一途なる想いだった。
そうして毒殺事件は片付いたものの、『処罰』の延長として天馬が日明大佐から受けた次なる命は、『蘇った死人の調査』。
黄泉帰りという異様な事件の具体的な経緯を求めて仙台に降り立った3人は、土地の者からは聖域と呼ばれる地の更に奥…閉じられた村へとたどり着く。そこには一見穏やかな風景が広がるが、帝月は「この村には終わりがないのだよ」とぬぐえぬ違和感を口にする。村長の娘が「呪われている」とうそぶく絲神村に潜む秘密とは、果たして何なのか!?
休む間もなく新たな事件へ挑む天馬たち。気分はすっかりシリーズ物の2時間ドラマ?
そいや老若を問わず『ゲストヒロイン』として登場する女性達はみな非業の最期を遂げているよなぁとか今更気付いてみたり。そんな『使い切り』具合がまた2時間ドラマっぽいというか(^^;;)
とか書いていてふと、このキャラクターと世界観を使ってオリジナル展開のアドベンチャーゲームを作ったら、かなり面白い作品になるのではないかと思いました。版元がゲーム会社なワケですし、実現されないものでしょうかねぇ?