コイネコ 5巻/真島悦也/小学館

コイネコ 5 (サンデーGXコミックス)ついにナオの正体が猫だとワカバにバレた! ナオとの生活を守ろうと稚拙な嘘をつくシンタだったが、ようやく混乱から立ち直ったワカバは告げる。「私、もう……高岡君にウソつかれるのはイヤ……」
一方、平穏を守ろうとするミカヅキは、ナオを猫社会から追放して人間と縁を切ると息巻く。だが「自分が傷つけばシンタが悲しむ…だからみんなが幸せになるために!」とナオが取った行動とは…。
もっと早いかと思っていた秘密バレ展開は、存外あっさっりと解決。まぁもめ事自体は主眼ではないし、エピソードを通じてシンタとナオの絆が深まったのにも萌え萌えさせられたので過不足はなかったなと。
新たな猫少女が登場したり、ミイコが人間の姿を維持できなくなってきたり、この辺りは『ナオやちが人間の姿になれる理由』の根幹に繋がる話でもあるのかなとか何とか?
ソレはさておき、自分以外の人間や猫の『女の子』に気を掛けるシンタにやきもちをやくナオが可愛らしかったなぁと大満足。そりゃワカバでなくとも当てつけられちゃってるな〜的気持ちになろうというもの…だがソレがたまらぬ!
今後、また新たな試練も訪れるのでしょうが、ふたりには手を取り合って乗り越えて、まだまだ見せつけて頂きたいモノですよ。