ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編 4巻／鈴羅木かりん／スクウェア・エニックス

狂気に捕らわれたまま『雛見沢の危機』を救おうとするレナは、警察を動かす為に学校の生徒を人質にして校舎に立てこもる。レナの周到な準備と集団自殺も辞さぬ覚悟に苦戦を余儀なくされる警察と部活メンバーたち。仕掛けられた爆弾が爆発するまであとわずか！ 奮闘する圭一たちは、皆の命を守りレナの心を取り戻すことが出来るのか!?
大増ページの最終巻。ゲームプレイ時に心躍らせたクライマックスの描写も素晴らしく、大満足の幕引きでした。あ、でも端折られてしまったレナvs梨花のバトル描写は、ちょっと見てみたかったなぁ。
まぁ結局、『家や脳内で膝を抱えて鬱々とした気分になったら、外に出て思いっきり体を動かせばいい』という話で？（違）＜しかもレナの『思いっきり』は飛び抜けすぎだしなぁ（笑）
ラストのアゴが落ちる反転っぷりも鮮やか。完結編となる『祭囃し編』の作画を手がけるのも鈴羅木氏ということで、否応なく期待が高まっております。巻数がかさんでもいいので、じっくりと魅せて頂きたいものです。