09/3/3〜3/8

■ 『ぱにぽに/11巻』

ぱにぽに 11 (ガンガンファンタジーコミックス)

ぱにぽに 11 (ガンガンファンタジーコミックス)

読みながら「誰だっけ…ああ、あいつ?」と思うキャラ多数で、「あ、そんな話もあったような…」と過去エピソードもうろ覚え…まぁ、ダラリテキトーに楽しく読めて、これまでの経緯を忘却していても特に問題ないのがこの作品のいい所だ!<え〜?
今巻でオモロかったのは、2-A面々のスチャラカっぷり&学生服で拘束(拘束!)されるベッキーでした。ヨーソロー。やはりベッキーメソウサは、弄ばれてナンボなキャラですよな? 夢はでっかく海賊王だ!(謎)

■ 『ラディカル・ホスピタル/16巻』
ラディカル・ホスピタル 16 (まんがタイムコミックス)

ラディカル・ホスピタル 16 (まんがタイムコミックス)

新キャラ麻生さんもすっかり作内になじみ、近藤さんはついにお母さんに。
榊先生と景山先生の過去話は面白興味深かったですよ。機会があればまたぜひ読んでみたいモノです。ところで『現在』の大円坊氏って、もう作中に登場していましたっけ?

■ 『のろい屋しまい』
のろい屋しまい (リュウコミックススペシャル)

のろい屋しまい (リュウコミックススペシャル)

膨大な魔力を持つ可愛い姉のヨヨと、魔力はイマイチだけど技に秀でる清楚なネネ。ふたりはキュートな魔法使い姉妹。
日常に魔法や呪いが織り込まれたおとぎ話のような世界は、呪い屋を営む姉妹が巻き起こす騒動、姉妹の元に寄せられる騒動、姉妹に負けず劣らず風変わりな人々の持ち込む騒動で、昨日も今日も明日もてんてこまいです。
どこか懐かしい感じがするのに決して古くない、端々まで手の入った印象的な作画。可愛いけれどよく考えると結構怖い(?)、でも底抜けに明るい物語。たくさんの魅力に溢れたとびっきりのお話です。
シンプルなのに味わい深いキャラと世界観…これっきりで終わりというにはあまりにももったいない作品ですよ。続編を熱望!
…しかしこの1冊で、全てが心憎いほどまとまっているのも事実なのですよな。
何というか…昔持っていた小さな宝物を詰めた箱のように、大切で必要な全部が収まっているカンジ。まだまだもっと!…と願いながら、この『1冊』だからこそ、もっと大事に出来るような気持ちにもさせられるのです。

■ 『変ゼミ/1巻』
変ゼミ(1) (モーニング KC)

変ゼミ(1) (モーニング KC)

憧れの先輩目当てに、とあるゼミに席を置くごくフツーの女子大生・奈々子。だがゼミを率いる教授から与えられる難問と、やりたい放題に我が道を逝く先輩たちに翻弄され、奈々子の常識と日常は結界寸前に!?
歪んだ愛と性により砕いた倫理を、論理として再構築して実践する…偏った性的嗜好を持つ面々が大集合するゼミの名は、『変態生理ゼミナール』。
今日もまた、日常に潜みながらその垣根を越えた講義が実践される!?
変態の、変態による、変態のため…というよりは、むしろそうでない人のための1作? でも『そうでない人』というのは、裏を返せば『そうである人』の可能性を秘めた予備軍だったりするワケで?
変態生理ゼミナール著者氏の既刊『変態生理ゼミナール』の再構築版? 比較しようかと思ったのですが、どこにしまったかを思い出せずに断念。
まぁ、食事をしながら読める程度にはライトになったというか…単に自分が図太くなったorあちら寄りになったのか?<後者だとしたら恐ろしいな(^^;;)
切り口はアレなカンジですが、存外(いい意味で)分かり易い青春モノでもある筋仕立てで、ゼミの面々が今後どのような活躍を見せてくれるのか楽しみです。しかしあまり薄ら暗い方向ではなく、今のようにあっけらかんとした進行を希望。アレな上にドロドロされると、ちと重いよなぁ(^^;;)