09/4/17〜4/22

■ 『魔王 JUVENILE LIMIX/8巻』

魔王 8―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)

魔王 8―JUVENILE REMIX (少年サンデーコミックス)

最愛の存在を失い絶望の淵に沈んだ潤也…だが兄の死因を探り、兄を死へと追いやった敵を討つために彼は立ち上がった。二転三転する状況の果てに犬飼と対峙した潤也は、兄の残した想いを胸に、勝利をうそぶく若き独裁者に告げる…「運命はまだ、あんたを選んじゃいない」
行き場を失った憎しみと哀しみに翻弄され、復讐でしか傷は癒せないと徒手空拳で疾走する潤也に顕現する『能力』。そんな彼を誘うように現れる、そして消える者達の姿。渾身で駆け抜けた先に潤也が見る地平に広がるのはいかなる光景か?
魅力的な新キャラたちの登場も加え、依然続く予断を許さぬ緊迫した状況から目が離せません。
…とかいうシリアス展開はさておき、犬飼に隷属を誓う立場へと転変した蜂は、今回もエロ可愛かったですな。Sな蜂もいいですが、Mな蜂もまた何とも萌えますよ…うーむ、美味しいキャラだ。

■ 『世界制服/2巻』
世界制服 2 (サンデーGXコミックス)

世界制服 2 (サンデーGXコミックス)

すごくフィクションで、素晴らしいファンタジー。現代の、未来の、ここの、どこかの、不思議でしんみりとおかしく萌えて笑える、極上の『SF』短編集。
1巻からの続きネタもあるので、「1巻の感想ってどう書いたっけ?」と思って見返したら書いていなかったという…備忘録なんだから書かなきゃダメだって…ああ、でも時間のない時期だったんだよな確か…(遠い目)
普通に読んでも面白い作品だと思うのですが、ヲタ垂涎のキーワード満載で、ソレ者なら500倍頷けて楽しめる作品集です。
人間関係の機微をデリケートにえがける(通常はソレでどシリアスな作品を描いていたりする)著者の手によるギャグマンガって、猛烈に笑える作品になるよなぁとか。<その例えを出そうとして適宜な例を出せぬ腐れ脳…ぱっと思いついた所で沙村広明とか篠房六郎とかか?他にもっとあったはずなのだが…記憶から出てこない…orz。

■ 『ねこむすめ道草日記
ねこむすめ道草日記(1) (リュウコミックス)

ねこむすめ道草日記(1) (リュウコミックス)

ねこむすめ道草日記 (2) (リュウコミックス)

ねこむすめ道草日記 (2) (リュウコミックス)

地方にある山間の町で、時には猫、時には少女の姿で「面白いこと」を探して走り回るねこむすめと、愉快な仲間たちによる日常の活躍をドタバタに、そしてちょっぴりエロティックにえがく、不思議でほのぼのなもののけライフの物語。
買い置きしてた1巻をようやく読んだら、もう2巻が発売になってしまう罠(死)
過去の悲しい想い出から人間を悪く言ったりしつつも、新たな出逢いと触れ合いによって、やっぱり人に近く生きてしまうねこむすめの優しさと愛らしさ。あーんど、そのいじられ属性によって晒されてしまうあられもない姿でドキドキできる作品です(邪念)
つーか、また温泉に行きたくなってきたなぁ〜。