09/4/29〜5/1

■ 『以下略。/1巻』

以下略

以下略

説明省略で解説脱略。ダメヲタ神様の化身たるイロイロと伝説の3人組が帰ってきた!てかいつの間にゲームショップのオーナーに!?(笑) インサイダーの成果か!? それとも賭○勝負の戦利品なのか!?(謎)
とりあえず栗原ちゃんがリアル友人と同じ名前で、彼女の台詞が友人の声で脳内変換されてしまう罠が発動したという…拡張とか…どうしよう?<どうもしねー
さておき、出たぜ出たぜ出〜た〜ぜ〜〜〜!!! 忘れたフリ(でもしないと待ち焦がれ過ぎて炭になる)をしつつ、ひたすら待ち続けた待望作がついに刊行!
しかしゲーマガ連載分だけで、角川雑誌掲載分は収録されてないんだゼ!…アレ?一緒に入るかと思ってたのに…つかじゃあ角川版の『進め!以下略』(当初は06年7/26発売のヘルシング8巻と同時発売の予定だった)はどうなるの? のですか〜!?(T△T)
あと『羅生門』のネタは『大同人物語』(復活切望)でやって欲しかったにゃ〜とか思い。
ともあれ、OURSで始まった新連載(初回から平耕美学の燃え格好良さ全開で狂喜乱舞)の今後も楽しみで、著者氏にはまだまだ元気で頑張って頂きたいものです。あと、『ヘルシング外伝』もネ…。

■ 『はるみねーしょん/1巻』
はるみねーしょん (1) (まんがタイムKRコミックス)

はるみねーしょん (1) (まんがタイムKRコミックス)

ぼんにゃりフリーダムな空飛ぶ宇宙人(らしい)はるみと、クールなユキちゃん&メガネな香樹ちゃんがやり取りする、「あるない」で「あるかも」で「ないけどあり」で「ある…のか!?」な、問答とか何とかイロイロ。ガールズ ライフ イズ 大喜利
黄色魔術楽団な苗字を持つ3人組の愉快なやりとりには『爆笑』とかいう勢いはないのですが、フっと鼻から漏れる吐息や、気付くとうっかりニヤけている口元などから溢れる笑いに満ちています。
『言葉遊びによる展開』という点で『サナギさん』を連想したのですが、『サナギさん』の成分にあったシニカルさとリリカルさはなく、あっけらかんとスっとぼけた独特の軽さ(エアー感というか…適切な言葉が出てこない…)が妙味を醸し出す作品です。読後に感じる浮遊感で、何だかいい気分になれるなぁと。
【関連】はるみねーしょんの扉絵には元ネタがあった!

■ 『ういういdays/7巻』
ういういdays 7 (バンブーコミックス)

ういういdays 7 (バンブーコミックス)

『ロングスカートなのにニーソをはいてる妙子ちゃんの"わかってなさ"』は、読みながら自分も受信していましたよ! めくれて初めて分かる絶妙な逆説的萌え配合で、著者氏の流石な手腕に改めて頭が下がりました。あのコマの、読者からは微妙にしか見えない(だが潮にはバッチリみえてしまっている)という絵面がまた何とも…グッジョブ!<てか、先ず語る感想はコレか自分(^^;;)
で、前巻感想で書いていた『浦田さんの恋』が、期待したサムシング付きでついに来ましたよ〜!…いや、でもアレは浦田さん『の』ではなく、浦田さん『に』か。
というワケで、ダメもどかしい甘酸っぱさで浦田さんに想いを寄せる広瀬と、ソレにシンクロしまくりなかずみのタッグと共に、浦田さんの心がどう揺れ動くのか、今後の展開が楽しみであります。
7巻かけてようやく抱擁を成した潮と妙子に更に輪をかけた、哲平と知花のド牛歩恋愛(知花はいまだ未満)にも悶えさせらますなぁ。このじれったさがクセになります。というかなっていますよ。
あと、潮と妙子父と先生の『世代を越え男同士で通じ合うダメ共感』具合が良かったなぁと。聞いてみたいなぁエブリナイジャンゴ(笑)

■ 『惑星のさみだれ/7巻』
惑星のさみだれ 7 (ヤングキングコミックス)

惑星のさみだれ 7 (ヤングキングコミックス)

惑星を砕く『ビスケットハンマー』を巡る戦いが始まって半年。3人の騎士を失い、9体の泥人形を撃破した獣の騎士団は、ついに10体目の泥人形と対する。ただ数だけが膨大な有象無象に見えた10体目たちは、だが何度も復活を遂げては強化を果たし、ついには分断された騎士団を壊滅の憂き目へと追い込む。
数の暴力になすすべなく追いつめられた3人の子供たちが、それでも迫る死に抗おうと闘うその時…絶体絶命のピンチに、とびっきりのヒーローが現れた!
半月から背を押された夕日と三日月。その2人が手を掴み引き上げた太陽。『大人』から『子供』へと託された強い意志は引き継がれ、繋がれた想いは絆となって、亡くしたものをも永遠へと変えた。そう、例え今はまだ『すべき何か』も『自分の望み』も分からなくても…挑む気持ちでただ前へ!
あああああ! 走り出した太陽がこぶしを振り上げた時、そしてまだ拙いけれどあの『技』を繰り出した時、背骨に震えが走って目頭が熱くなりましたよ!
半月にはもう二度と会えないけれど、彼はなくなってなんかいない。まだ、ずっとここに、前よりも一層強い存在として『在る』のだなぁ…ヒーローって、本当に『死なない』んだ。
まだまだ不安定で迷い続けている太陽ですが、この闘いを成せた彼ならばこの先きっと、自身を見据えて『すべき』ではなく『したい』と望む道を掴めると信じられます。それがどのような未来になるかはまだ分からないけれど…頑張れ少年! 君だって未来のヒーローなんだ!
といったメイン筋の他、半月という存在を挟んでの夕日と三日月の好敵手っぷりや、ユキと昴の固い結びつきや、相変わらず好き勝手に見えても思慮深そうな、けれどやっぱりやりたい放題なアニマの奔放っぷりや、姫のゴーリキなパンチラバトル(アレは確かに「…殺されてもいいな」と思える!)など、色々と見所満載の巻でした。
が、本筋外での個人的MVPは、南雲の「ボトルシップの件と父の愛キーック!!」でした。容赦ない上めっちゃ気にしてるやん! やっぱ好きだな南雲さん(笑)

■ 『CHAOS;HEAD
CHAOS;HEAD (電撃コミックス)

CHAOS;HEAD (電撃コミックス)

ゲームは未プレイでアニメも未視聴ですが、著者氏が好きなので購読。
単体としても話はまとまっていて、展開もきちんと分かるのですが、「あー、こことかそことかあそことか、明らかに端折ってるんだろうなぁ…」というのがありありと分かり、そして正にその辺りが物足りなく…もどかしい!
いや、ゲーム版もずっと気にはかけていてたのですが、予算と時間の都合で結局いまだスルーしているいう…やっぱやるか。しかしマジ金がないので、誰か買って貸してくれませぬか?>友人知人