09/5/20〜5/25
■ 『天上天下/20巻』
- 作者: 大暮維人
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/05/19
- メディア: コミック
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運命に翻弄され、ただ『苗床』という贄とされるのを良しとせず、全霊で抗い己の意地を見せた…けれど呑み込まれた宗一郎。
そして恩讐と悔恨の過去を経て、『一は全、全は一』と識(し)った光臣が、宗一郎から芽吹いた『武と破壊と死の神』と対峙する。
三者三様の死闘が見せる心身の在り様は、『運命』という呪われた鎖を断ち切ることが出来るのか。
怪獣大決戦が終末戦争(ハルマゲドン)に…という燃える大筋にも目を奪われましたが、自分のイチオシカップルな比呂彦と密色が大変なことに! いや、まだ死んでない! 死んでないよねアレ!?(T▽T)
光臣にゴイス死亡フラグが立っていますが、凄王と化した宗一郎を正気に戻す(?)亜夜の活躍はその後かなとか?<しかし美味しい所は真夜に持って行かれそうな気もしますなぁ(^^;;)
■ 『神聖モテモテ王国/1、2巻』
神聖モテモテ王国[新装版]1 (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: ながいけん
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/05/11
- メディア: コミック
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神聖モテモテ王国[新装版]2 (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: ながいけん
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/05/11
- メディア: コミック
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これはその建国を目指す、ファザー(一人にすると勝手に死ぬ)とオンナスキー(モテ願望だけ残して記憶喪失)による、崇高かつ血みどろの聖戦をえがく、男(主にMNO)の夢と希望が溢れ過ぎて困っちゃう一代叙情詩である! あるわけあるか! だがそこにシビレる憧れる!
…というワケで、あの伝説の作品が新装版で復活。旧コミックス版に未収録分を加えるとあっては買わざるを得ない。ので購入。みんな(特にMNO)もこの素晴らしい機会に購読するといいです。何かこう、愛とか希望とか勇気とかを与えて貰えます。今ならモレなく底なしの絶望も付いてきます。
そして小学館は、表紙のフィギュアを全員プレゼントという名の通販にしてくれると素晴らしいです。商売しましょうよ。てか本気でお願いします(土下座)
■ 『キン肉マンレディー/1巻』
- 作者: 小川雅史,ゆでたまご
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: コミック
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『速攻生徒会』のノリを思い出す小川節全開な、デタラメノリと勢いがオモロ愉快な作品で、著者のファンとしては嬉しい限りであります。
てかレディーの純粋でむちむちな愛らしさは異常。ソリャ惚れるし何でもしてあげたくなるってものさネ!
あとラーメン娘の萌え具合はもう天変地異のレベル。一挙手一投足やあらゆる表情、どこを見ても萌え禿げる! たたたたまらね〜〜〜!!!<病気
リアクション関連ではテリーマンガールが最凶で。あの気ままデタラメっぷりは本多愛を彷彿とさせるよな〜。
しかしオリジナルの話がどんなんだったかすっかり思い出せない年月の経過…アレンジ具合が気になるのですが、もう満喫で確認するしかないかと。
以降の展開も猛烈に楽しみです。続巻が待ち切れませんよ〜!
■ 『Landreaall/14巻』
Landreaall (14) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: おがきちか
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2009/05/25
- メディア: コミック
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だがそこに、次々と意外な客人が現れて…。
騎士団関連のその後もフォローしつつ、大筋の隙間のエピソードや設定などを魅力的な連作挿話としてえがく話を収録した巻。
単発の話でまったりとした雰囲気ですが、むしろ情報の面白さと量、そしてその描写(話運び)の巧みさは圧倒的で、気の抜けた所のない読み応えがある創りには感激しました。
『部外者』としての視点を持つ竜胆を通したエカリープの日常は何とも新鮮で魅力的です。そしてそんな竜胆と向かい合い、敗北を経た自分を見つめ直して意識下の感情や思いに気付くDXもまた魅力的で。『分かりにくさ』という点で、DXと竜葵の(タイプは違えど)『不器用さ』という共通性が見えたのには「おお!」と認識を新たにしたり。一徹さに対する器用貧乏さ…いや、DXのは何か違うよな。うーん何と言えば………保留。
校長の前で本心を語ったティティの、とりわけそのイオンに対する罪悪感についての語りと誠実な姿勢には、読みながら目頭を熱くしてしまいました。仕方がないよ…そして大丈夫なんだ。だってイオンは本当に本物の、『お姫様』で『騎士』で、どんな暗闇の中でも輝く、小さくても目映く尊い『光』なんだもの!<何を言っているのだ
若き騎士(候補)な少年・シメオンと、早くも海千山千の貫禄を漂わせつつあるライナス&ルーディー組のやり取りも素晴らしかったです。完全に掌で転がしてるしなーアレ(笑)
そんな頼もしいふたりも加え、驚き過ぎる新たな客人と対したDXの休暇はまだまだ波乱含みで、以降の展開が気になって気になって仕方がありません。
「てーか、アレはアンちゃんが黙ってないだろうなぁ…」とか思うと…でもって巻頭のメイアンディアと相談役の『天恵』に関する思わせぶりなやりとりもまた…あー、早く続き! 続きを!!
端折られた『ウールン公主と愉快な侍&ニンジャ×2の世直し旅』も読んでみたかったですよ。こういった『作中でちょっと匂わせてスルーされるエピソード』が魅力的過ぎるのが罪作りな作品ですよなぁ、本当に。