続・『賭郎』の福利厚生制度+α@嘘喰い


■ 1コマ目が微妙にコミックス未収録なネタバレで、あとは全部捏造。
むやみやたらとネームが多いですが、その9割が無意味です。
■ 『迷宮編』のオチ辺りで、「や〜本当に斑目さんがらみの勝負は人的被害が甚大だよなぁ」とか思った際に浮かんだネタ。コレの延長…か?
■ 『会』については、先日遊んだ旧職場の同僚(腐女子ズ)から、「最近社内に色んな『非公式部活動』が増えたんですよ。ダーツとかボーリングとか、カラオケ(特撮縛り)とか」という話を聞いたら際にふと…つーか最後の! 明らかに君らが黒幕だろ!? (^^;;)



■ UP時はもう木曜朝なので、今週のアレ感想(というか散発的疑問メモ)
■ 蓋を開けてみれば、仕組みそのものは存外シンプルな骨子の犯罪のような?<あのサブタイによる『新本格幻想』がまだ拭えていない自分
しかしそういった、実は骨組み自体は簡素な(空疎なのではなく、必要要件を押さえて組み上げているため無駄がない)構成とゲームの隙間を縫うように奮戦する人々の活躍と在り様が、物語をこの上なく飾り立てて盛り上げてくれる作品なので、このエピソードも以降の展開がたまらなく待ち遠しいですなぁ。
■ 『暴』を醸し出すレオを眼前にして瞬時に心折れる梶ちゃんで爆笑。
しかしあれだけビビった直後、崩壊した情動を立て直し(いや、逆にアレで頭に昇っていた血が下りたのか)、論理立った『推測』を成した梶ちゃんに拍手。
でも思考や動揺を表情と言葉に出してしまっているのがマイナス点(まぁ斑目さんならポーカーフェイスでこなすだろうなと)
ちうか、より頭悪そうなのと並べると、梶ちゃんが格段に賢そうに見えるwww
■ …などという上から目線(あるいは斑目さんの性能をデフォと見なす基準)を捨てれば、梶ちゃんの奮闘には刮目すべき進化が見て取れますな〜。
『3分間』を有効に利用した駆け引き(限られた時間を逆手に取って相手を揺さぶり、その興味を己に向けさせ心理的な優位を自分に引き寄せる)をアドリブでこなした辺りに、その成長が顕著に現れているかなと。
■ しかしあの息子(ハイソで裏社会と関わりを持っているが、高位の意味では『一般市民』の枠を出ていなさそう?)が、『賭郎』を(そして会員が48人だという具体的な仕組みの一端を)知っていたというのは…あの作品世界内で、『賭郎』はどういった位置で存在して(あるいはどのレベルで隠蔽されて)いるのでしょうかね?
『ネット上などに断片的な情報が流れているが都市伝説扱い(だが信憑性は高く感じられる)』とか…いや、もう少し現実的で、『いわゆる「事情通」が外部に漏らしたわずかな情報を「知る人ぞ知る」』な感じとかなのだろうかなぁ?
■ あと、あの見るからにボンクラそうな息子(しかも犯行当時十代後半〜二十代?)が、単体で(ある種の権力者である父親が知らない(関与していない)状態で)『契約』できるシステムって、もの凄い穴だらけのザルそうだよなぁとか…いや、でも本当に父親が関知(関与)していないか否かは、まだ明確ではない(ちうかひっくり返る可能性がありそうな)のか。あるいはいずれ『契約』に至る経緯が判明すれば、納得ができるものかもしれないしなぁ。
■ そいや梶ちゃんが脇に吊ってるのは何でしょう。銃には見えないのですが、録音機とか通信機(…のどちらかにしてはデカいか?)とかスタンガンとか?
そしてソレを凝視するレオが、梶ちゃん(の正体を認識しているのかいないのか)から得ている(そして蘭子さんに報告している)客観情報はどの程度のものなのか。引きページの蘭子さんの表情が、何とも恐ろしくも面白過ぎです。
■ ところであの500円玉って、ずっと持ち歩いてたんですかね? とすると、やっぱ梶ちゃんて『出来る子』なのかなぁ…あるいは単に物持ちがいいだけか?