09/7/19〜7/21
■ 『ミカるんX/1、2巻』
- 作者: 高遠るい
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2008/04/18
- メディア: コミック
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- 作者: 高遠るい
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2008/10/20
- メディア: コミック
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…とか端的に書くと、モーレツなあらすじですなコレ(^^;;)
買い忘れていたら2巻まで出てました。のでまとめ買いして購読。ちうか3巻出てるのか!買わないと!
デタラメ(だけど面白い)設定で、キャラクター重視で笑いも萌えも挟み込みつつ軽快に展開するのに、同時に主人公ズの周辺では、見知らぬ人から見知ったサブキャラまでもが、バッサバッサと死んでゆくというシュールで過酷な世界。
陰陽軽重喜怒哀楽を、話単位どころかコマ単位で身軽に切り替え自在に描写するその匙加減が絶妙で、何ともクセになる作品です。
意趣深い謎が更なる魅力的な謎を呼ぶ展開。それにより構築されるバックグラウンドもまた興味深く。立ち位置ではなく存在そのものとして、『人ならざるもの』の領域に自覚無く踏み込んでしまったふたりの今後が激しく気になります。
しかしあんなにすっぽんぽん(笑)で戦っているのに、その姿に萌えや劣情が全く湧き上がってこないのは、いいものだかそうでないのか?(まー良し悪しではないでしょうが)…やー、美しいとか凛々しいとかは思うのですが。
そいや『宇宙人』と『少女が巨大化して戦闘』のキーワードで何かを思い出すなと思い検索してみたら、『最強純情巨大ロボももえ』でした。でも、肝心の内容が思い出せないという…雑誌で読んでいたはずなのだがなぁ。
美川作品(パラドキシアだっけ?)でも「ニッチ(隙間需要)だ」というネタにされていたこの『巨大美少女系』の源流は、どの辺りになるのだろうかなと?
■ 『神聖モテモテ王国/4、5巻』
神聖モテモテ王国[新装版]4 (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: ながいけん
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06/11
- メディア: コミック
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神聖モテモテ王国[新装版]5 (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: ながいけん
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: コミック
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オンナスキーの失われた過去といとこさんとの関係に、大王とその組織に、ブタッキーのモテ具合とその背景に、何かとつのる謎具合に気を取られますが、よくよく考えればファーザーの存在そのものが最大の謎だったなと、基本的な疑問を思い出しました。
そいやファザーを助けた謎の兄さんは、使徒の中の人なんですかね?
まぁでも結局、何もかもがみな結局投げっぱなしの設定だしにゃ〜。それで面白さが陰るワケでなし…あるがまま、それでヨシ!<何そのまとめ?
表紙フィギュアの神出来(特に4巻のネタっぷりが最高)も素晴らしいのですが、表4あらすじの味ある適当さがまたゴイス。と思いきや、5巻ではいきなり普通のあらすじが…いや、すげぇフツーでその通りの内容なのですが、いかにもなソレっぽい語り口で、むしろもう何かのネタにしか思えぬという罠。
あと帯のよつばとネタがwww
しかしこちらはさりげに戸惑い&疑問型なのがポイントで。同じ文句でもこうも違った印象に…日本語(というかその優れた使い手のセンス)って凄い!
ソリャそうと、作中頻繁に出てくる謎の歌詞を見ていてふと、「これらを初音さんに歌わせる強者が現れているのではないか?」と思ったのですが、検索してみたらばマジでいらした〜〜〜!!!
すげぇ…神! ネッ広! いい時代になったなぁ。