09/8/28〜8/29

■ 『アニコイ／1巻』

アニコイ (1) (角川コミックス・エース 86-16)

アイドル系カワイイ顔男子の高時は、しかし萌え系アニメヲタであることを公言してはばからぬ残念な高校生。だが、今日も今日とて運命の出逢いを求めてパンをくわえ学校へと走る彼に、運命の女神は恐るべき角度から彼に微笑んだ…つーかドロップキックをかました!?＜てかイノちゃんの技だ
「アニメみたいな恋がしたい」ボーイ・ミーツ・「アニメみたいなコトしたイ」ガール…ふたりの運命の出逢いが、オモロゆかいな学園ドタバタラブコメへのフラグを立てまくる。
…って、「なにやってんのー!?」（第9位）
職場に、ゲームとアニメ観賞に現を抜かしまくりのイケメソ大学生男子がいて、常々「貴様はスペックを無駄遣いしている…そのルックスが自分に備わっていれば（以下自主規制）」と当人に説教（？）垂れていたのですが、この作品の高時の言動（つか思想）を見て、「あ、自分にあのスペックが備わっても、やっぱ彼らと同じようになるわ」と思い直しました。
やべぇ…高時のやること成すこと思うこと、全てに共感出来過ぎるっ!!!＜自分の歳でソレはどうなの？＜ネバーランドの住人だから平気☆（痛）
キャラ的にはイノちゃんの片想いっぷりに萌えて仕方ありません。
あと慈恩寺部長の性格とルックスが猛烈にツボです。しかし彼のルックスを見ると他作品の誰かを思い出すのですが、ソレが誰だか思い出せなくてモヤモヤ…誰だっけな〜？
ともかくこのゴツボワールド全開な、ヲタで青春で学園でデタラメな作品の先行きが楽しみでなりません。この恋（てか変）、マジでアニメ化希望！

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■ 『ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編／3巻』

ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 3 (Gファンタジーコミックス)

得体の知れぬ恐怖ではなく、現実としての『祟り』と戦う圭一たち。
何度壁にぶち当たろうともその度に立ち上がり結束を固くしてゆく、敵ですら味方としてしまうような仲間たちの強さが生み出すのは…ただ祈りによってもたらされるものではなく渾身の努力がたぐり寄せた『奇跡』。それは運命に嬲られ続けて膿んだ梨花の心から、絶望という穢れを禊ぎ落とす。
vs町内会のバトルも熱かったのですが、今巻注目は知恵先生の葛藤と決意の描写。少ない出番ながらも要所で光るあのカレー狂とは思えぬ先生の一途さと可憐さが素敵でした。知恵先生をモデルにしたお父さんの同人…いや作品、自分も是非拝見したいモノですよ。

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■ 『GA 芸術科アートデザインクラス／3巻』

GA 芸術科アートデザインクラス (3) (まんがタイムKRコミックス)

5人娘と美術部がいい具合にマッチングするネタが増えて面白さも倍増。
特に『ダンボールなナミコさん』ネタは、匿名性を利用した一連の流れがオモロかったなと。友兼兄の破壊力がナニゲにゴイス！てかグッジョブ！
ヒネられたネタと可愛いドタバタで笑わされつつ、所々で明かされる青春ならではの物思いにしんみりとさせられ。可愛いだけでも強いのに、それだけには収まらないものがたくさんが詰まっているのが、相変わらず素敵な作品だよなぁと。

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■ 『仮スマ／5巻』

仮スマ 5 (マーガレットコミックス)

すっかりサクとカノン…というか豊作と寅子のラブコメがメインになっておりますが、ソレはむしろ望む所だ！（ラブコメスキー）
そこに意外なライバル（？）が現れるも、気付けばキューピット役に収まっているという流れ…やっぱり当初のポジション（40歳無職の自称婚約者て…）だと扱いかねたのかなぁとか？ いや、結果面白いのでアレで正解だとは思いますが＜ライバルどころか当て馬にもし難そうですし
こちらもギャップコメディな吸血鬼フリーター話は、色々な意味でホストになるのが一番手っ取り早いと思ったのですが如何？＜でもソレじゃフツーだよなぁ
しかし4858歳でアレだけ心が若く生きられるというのが、さりげに一番凄い気がしますよ。