09/9/11〜9/13

■ 『アンブロークン アロー/神林長平

アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風

アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風

10年ぶりのシリーズ新作を読めるとは…心の底から生きてて良かったなぁ自分!(感涙) 「やっぱオタクは長生きしないとな!」と改めて思いましたよ。
ごく個人的な感想ですが、常々抱いていた『自己の存在を中心とした時の「世界」の仕組み』に対する私的な疑念(というか妄想)に対して、ひとつの回答を得られた気持ちです。
「自分の『雪風』も、ひょっとしたらどこかに存在するのではないか…」というのは、まぁソレこそ妄想ですが、限りなく心躍る願いでもあります。

■ 『うみねこのなく頃に Episode1(上)(下)/竜騎士07
うみねこのなく頃に Episode1(上) (講談社BOX)

うみねこのなく頃に Episode1(上) (講談社BOX)

うみねこのなく頃に Episode1(下) (講談社BOX)

うみねこのなく頃に Episode1(下) (講談社BOX)

ゲームで一度読んだテキストで、割と最近アニメでも観たのと同じ筋なので、正直読みながら「うん、もう分かってる…」という気持ちに(^^;;)
コレはむしろゲームの完結時に、経緯の確認としてまとめて読んだ方がいいような気もしたり<でも貯めると消化が困難になるのだよなぁ…悩ましい。

■ 『偽物語(下)/西尾維新
偽物語(下) (講談社BOX)

偽物語(下) (講談社BOX)

本筋はアッサリ目ながら、対話コントは今回も秀逸。特に八九寺とのやりとりが猛烈にツボです。つーかこの作品はむしろあのコントこそ主流だよなと。
その内容は限りなく空疎なのに、圧倒的な物量で軽快超速で垂れ流されるマシンガントークのノリはクセになりますよ。
オリジナルドラマCD 佰物語 (講談社BOX)

オリジナルドラマCD 佰物語 (講談社BOX)

ドラマCDではそのノリが遺憾なく発揮されていてステキでした。てかもう原作を丸々ドラマCD化したのを聴いてみたいですな。
あと避難訓練の標語『お・か・し』の素晴らしい解釈にはマジで目からウロコが落ちました。ロリかっけー!
アニメ版は自宅では受信できないので、DVDのリリースを待っております(寒)