最終責任者による義務の履行@嘘喰い


■ …というか、ただの道楽だよな。
対応指示は、実際に職場で出されたモノのアレンジです。
平熱が37度台仕様の自分は、先ず店長にその説明をせねばならず…(寒)
季節がら、皆様もご注意下さい。



■ UP時はもう木曜朝なので、今週の165話感想。
■ 武器商人カールが歩む『十三階段』な現実と、脳裏をよぎる『走馬燈』…って、他の作品なら即死フラグだよなぁ。
いやでも土壇場で真相を閃いたようなので、生存フラグが立ったかなと思うのですが…しかし逆に、この作品であるが故に(うっかり回想として処理されかねないので)油断はできないよなぁ…死ぬなよ〜!(^^;;)
■ 姐さんの、期待を裏切らぬバイオレンスっぷりとか言い草とか表情(一瞬あどけなくも見えるのが!)とか乳とかがーすげーツボー!!!
■ 注目点は、『鳴らないアラーム』と『解除されていた警備』。
カールは一足早くイカサマのタネを見抜いたようですが、読者ももう勘付いてもいいレベル(推理小説的に『読者への挑戦状』が提示されてもいい程度)の情報を得られているのでしょうかね?
いや、自分は未だサッパリですが。まだいくつかピースが足りない気も…あー、まとめて読み返したい!
■ で、その一端としての息子の言動?
アレは(画面上にはまだ表示されていないが、彼の視点からは見える)何らかの情報を得たという描写なのか。
あるいは、ひょっとして息子のイカサマには当人にも実態を知らぬ協力者がいて、その正体に今ようやく気付いたゆえのリアクションとかなのか?
■ この辺りの諸々のピースが、いずれ真相の全図にピタリと嵌るのだろうなと思うと、今からワクワクしてしまいますよ。

■ 自分には、カールにまつわるあのアレコレの善悪を語れるような言葉(や信念や哲学)は備わっていないのですが、かといって即思考停止するのもアレかなと思ったので、「酔っぱらいのカウンター談義」の延長的に、以下に少々グダグダな話をメモ的に。
■ 『人』の命に意味や価値を持たせているのは、やはり同じ『人』。
で、それが善悪や道徳や文化や社会や歴史や神を、そして巡ってまた『人』なる存在を形作っているのだよなと。
■ 『個としての人』の身に余る規模の、生死の天秤を数限りなく揺らす軸として自覚無く疲弊し、『命とはそれそのものでしかなく、ただ継続するのが容易か困難かは環境と条件の差異に因る』という巨視に救いを求めた、求めることでしか心の平穏を得られなかったカール。事象の上位にある『神』の視点を模するそれが、彼の良心を贖う『信仰』というか『祈り』の形であったのだろうかと…。
無数の死の淵を覗き込んでなお『狂人』(超越者)と成り果て得なかった、どこまでも弱き『人』でしかあり得なかったカールの在り様。その彼が口にする「残念」の言葉に込められた絶望と諦観(けれど逆説的に彼の希望も垣間見える)…などを思うと、何ともやりきれない気持ちになります。
…いや、まぁただの妄想解釈ですが。
■ そしてそんなカールを、自分の感覚と価値観のみを基準に、『唾棄すべきもの(悪)』とは一線を画し、切り分けた梶ちゃん。狭い視野と利己的な視点にのみ因るフィーリング任せと見える(<失礼。)彼の、幼稚で愚かにも思える判断は、けれど我が身を省みても、凡庸な『弱き個』として生きる者が選択し得る、唯一妥当な指標…『真理』を指しているようにも思えるのです。
…いや、まぁそーいうのは結局ただの浅慮で、往々にしてその成り立ちと同様の曖昧さによってあっさり無様にひっくり返ったり、見当違いの方向に迷走したりする不誠実な価値観になったりもするのですが<マッチポンプな発言
■ あーリアルに酔いが回り明らかに思考が斜めってきたので、この辺でシメ。